ヘブドマスの歴史と特徴


機械が見える時計としては1つの究極の形。最高の8日巻き時計。

ヘブドマスの歴史とご紹介

ヘブドマスの歴史はスイスの時計のメッカ「ラショードフォン」より始まります。
1888年に始まるその歴史は、他の時計メーカーとは大きく違う歩みを見せ、他社が長く稼動する時計を作るのに四苦八苦する中、15日/4ヶ月/1年巻きという時計機構を成功させていきます。

ヘブドマスの名前が一躍有名になったのは、機械の一部が見える8日巻き時計を発売したこと。
ヘブドマス自体の名前の由来になった古代ギリシャのアポロ神を祭る行事、それが行われる7日にかけ、8日巻き=1週間に一度巻く=7日に一度という7にもかけられています。
宗教的な意味合いも持った時計は、時計としての人気を博し、8日巻き時計=ヘブドマスとまで言われるほどになります。

 

 

アンティークヘブドマスのお勧めポイント

お勧めはやはり機械の見える8日巻き時計です。
ヘブドマスといえばこれしかないといっても過言ではないほど、機械の見える8日巻きが有名であり、現在も時計を楽しむ人・コレクターに人気のある時計でもあります。
1900年の発売当時から70年代まで、おおむね同じ形・デザインのままで、作った当時のこだわりのまま長年にわたって作られた時計で、どの年代の時計を手に入れても楽しんでいただけるのはこのメーカーだけでしょう。
懐中時計を持つに当たって、機械が見えるというのはまさに所有者の夢。
アンティークを楽しみ、さらにその願いを叶えるなら、ぜひヘブドマスを手に入れてみてください。

【 古いものには色々な装飾が施されています 】
紫色の装飾が施されたヘブドマスの懐中時計

ただし、機械的に8日巻きという一度の巻き上げで長い時間を動かすため、使われているぜんまいが非常に強く長いものであるため、機械と部品自体にかかる負荷が非常に高く、それが原因で破損しやすいという性質を持ちます。
そのためおおむね同じ箇所が壊れているものが多く、修理したとしてもどうしても強度的に弱くなり、また同様の負荷がかかるため、長くご使用いただくという点ではお勧めしにくい点があります。

 

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