エルジン 銀無垢女性用アンティーク腕時計 レトロプラス【1960年頃】

愛嬌ある昔の作りが面白い

年代的には、アンティークというよりも、昭和のレトロな時代のもの。
ところがこの時計には、レトロという形以上のレトロ＋アルファな作りを持った味があります。

それは時計の形をよくご覧いただくと、丸型は丸型でも、同じ年代のものとは、ちょっと違った作りであることがお分かりいただけると思います。
それもそのはずで、このような作りを持ったものは、１９３０年～４０年代に見られたもの。
言ってみれば、その時代の復刻版のような姿を持った時計で、昔の時計の作りを彷彿とさせます。

銀製のケースという昔のスタイルを採用し、ベルトを取り付ける部分も当時のワイヤー型に。
そして文字盤のデザインなども、その当時を懐かしく感じさせるようなデザインになっています。

レトロな雰囲気で楽しんでいただける、シンプルな腕時計。
シンプルながらもしっかりと味があり、ジーンズなどのカジュアルにも合わせていただきやすいスタイルで、使いやすい腕時計でもあります。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A

昭和の柔らかいレトロ感と、昔の品のあるスタイルが合わさったような雰囲気を持っています。
同系の時計の形で、看護婦の方が身に着けるための吊り下げ型のナース時計も作られていて、時計のスタイルにどことなく愛嬌があります。
アンティーク時代と比べると、ロゴが変わっていたり、秒針の先端が可愛らしかったり。
違うところはありますが、それだけにその違いが味として伝わってくるものです。

状態　A+

特記事項はありません。

希少性　A-

比較的新しいものではありますが、レトロ・アンティーク時代を通して、どのような時計でも、同じものとなると入手は容易ではありません。

贈り物　A

カジュアルにそして気軽に着けてもらえる、アンティークまたはレトロ時計として、贈り物としてもお勧めしたいものです。
小さな基本的な丸型で、あまりスタイルなどを考えずに着けていただける、使い勝手の良さは魅力です。

備考

–