ロンジン 銀無垢アンティーク腕時計 個性溢れる傑作 【1914年製】（販売済み）

商品のご紹介

時計の好きな方はもちろん、玄人の時計愛好家が好むブランドとして挙げられるのが、スイスの歴史ある老舗である「ロンジン」。
その理由は、長い歴史と多くの受賞歴が物語る信頼性はもちろんながら、アンティークのロンジンを褒めるように使われる「アンティークロンジン」という言葉が示すように、１つの時計のジャンルとして確立されているからだとも言えるでしょう。

良いもの・良い技術が世代を超えて受け継がれていくように、アンティークと呼ばれる時代に作られたロンジンには、「アンティークロンジン」という称号が似合う、上品さとデザインの特別さが感じられます。
１９４０年代を過ぎて時計の全盛期になると、本当にさまざまなデザインの時計が生み出されていきますが、それらの元になったのは、腕時計の初期ともいえるこの時代のもの。
懐中時計からの脱却を図り、腕時計という新しいジャンルを確立するために試行錯誤が凝らされた形、その当時に技術を駆使して練られたデザインなどは、そのサイズまでもが特別に測られ熟慮されたものでもあるかのように、時計としてその外観を眺めた時にも、腕に着けた時にも、その素晴らしさが実感できるものです。
どんなものでも、作られた時・生み出された時の先達が、なにも無いに等しいところから考え、練りに練って生み出された形は、その素晴らしさゆえに後世に残るという傑出したものが多いのが特徴です。

このロンジンもまさにそんな時代の産物。
四角形ではありながら、丸みを帯びた角と膨らみのある形。
そこには愛されるべき個性と、年代によって培われた風格が漂います。

しかも素材が銀というのも、この時計の大きな特徴。
奥行きのある渋みのある輝きは、この時計のデザインだからこそ「銀」であるべきというもの。
素材が金であれば、このような深みと特別さは表れないものでしょう。

文字盤はこの当時ならではの陶製。少し写真ではおわかりいただきにくいのですが、１２時のところは赤でロンジンの文字も昔の流れるような筆記体。
秒針が無い、短針と長針の２針という作りですが、この時計のデザインに秒針は不要。
ここに秒針を入れることは、それこそ野暮というものです。
デザイン的に合わないことはもちろんのことながら、秒単位という細かい時間を見るのではなく、アンティーク時計をゆったりと楽しむという目的にも沿う物です。

またベルトを留める部分は、現在のバネ棒タイプの元になるともいえる、非常に古いタイプのネジ式。
新しいバネ棒タイプでは、バネの伸縮で棒を取り付けますが、この時計はその棒をネジで締めこんで留める作りです。

ケースの銀と文字盤の白という、シンプルさを感じさせる色合いですが、時計自体は非常に存在感があり、際立った個性と特徴を持つ傑作。
アンティークロンジンの中でも、とても特別な１点です。

店主のワンポイントと評価

総合評価　S

どこから見てもとても個性的な時計で、腕に着けた雰囲気も、時計の特別さが光ります。
この時計をしていれば、必然的に時計が話題に挙がるほど、対面された方もこの時計には必ず目がいってしまうほどです。
話しのきっかけとして、また腕を眺めて楽しめる充実感。
私自身もお気に入りでお勧めの時計、ビジネスにもプライベートにもお勧めの貴重な１点です。
女性にもお勧めできるサイズではありますが、雰囲気やデザイン的には男性にお勧めしたいものです。

状態　A+

経年による軽い傷などは見られるものの、非常に状態の良いものです。
ベルトは入荷時に付属していた古いベルトですが、時計の雰囲気にとても良く合っていますので、そのままのベルトを取り付けてあります。
アンティークという時計の雰囲気にもデザイン的にも合っていますので、そのままお使いいただきたいものですが、新しいベルトに取り換えてお届けすることも可能です。

希少性　S

特殊な形で年代的にも非常に古い銀時計で、なかなか入荷できない希少品です。
同じものとなると、出会えるのは運次第です。

贈り物　A+

ロンジンの非常に特殊な形をした珍しい時計で、しかも年代の古い貴重な腕時計かつ銀素材のもの。
贈り物としては、このような価値をお分かりいただける方にこそお勧めしたいものです。
秒針が無いタイプですので、プレゼントをされるに当たってはその点にご注意いただければ、より良い贈り物になります。

備考

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