銀無垢アンティーク鉛筆ホルダー【1905年頃】

商品のご紹介

社用でも手紙でも書き物をしていると、筆記具にもこだわりを持ちたくなってくるもの。
こだわりという面では、モンブランやデュポンの万年筆など魅力のある筆記具がたくさんあります。
それでも万年筆で書き続けていくと、なぜかどうしてなのか、人はまた鉛筆へと帰ろうとします。
その理由は、書きやすさや鉛筆で書かれた文字ならではの大きな個性や特徴が魅力だからでしょう。
強く書けば紙に溝ができ、長く書き続ければ太くなる。削ったばかりだと細い。書いた人の癖やどこで鉛筆を削ったのかがわかってくるのも、書き手・読み手ともに楽しませてくれる理由でしょう。

鉛筆でこだわるとなるとなかなか難しいのですが、こんな昔懐かしい鉛筆ホルダーならこだわりを満足させられることができるのではないでしょうか？
カッターナイフで削って使う、特にこのホルダーは現在の鉛筆をそのまま入れることができないため、ホルダーに差し込む部分を少し削らなければなりません。
そんなひと手間をかけて、かつデザインも最高に素晴らしいとなれば、鉛筆で書くことがさらに楽しくなること間違いなしです。

鉛筆ホルダーの後ろ側がリング状になっていて、懐中時計のチェーンの飾りとしても使っていただけるもの。
サイズも小ぶりで書けるという実用面も付与されるため、時計と合わせてお使いいただくのもお勧めです。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A

銀製の鉛筆ホルダーの中でも、綺麗な連綿とした装飾の入っているタイプのもの。
現行品の鉛筆サイズが合うこともあって、使い勝手という点も良いのがお勧めのポイントです。

状態　A

特記事項はありませんが、細かな擦り傷などはあります。
腹巻のように盛り上がっている金具は、切れ目・レールに沿って動き軽く留まるだけです。
鉛筆を入れて書くときの力で押し込まれる鉛筆を、その場所に押しとどめる力はありません。
（筆圧を支える作りにはなっていないため、ホルダーを握ると筆圧で鉛筆が筒の中に押し込まれます。）
書いていただく際は、ホルダーではなくホルダーから出ている鉛筆部分を握っていただく必要があります。

希少性　A

同年代の鉛筆ホルダーと比べて装飾性が高く、かつ状態も良いため希少性もあります。

贈り物　A+

贈り物としてもアンティークらしさに溢れていて、「鉛筆で書く」という懐かしさも届けることができるためお勧めです。