時計技術者とルーペ

 

 

大切な時計の修理はお任せください

両親もしくは祖父母などの形見分けでもらった時計、ふと部屋を掃除していたら出てきた時計。
いつもなぜか大切に仕舞われていた時計がある。
父が特別な日にだけに着けていた時計を覚えている。

年配の夫婦

形見の時計や想い出の時計には、人それぞれの思い入れが詰まっています。
ふっと思い出すと懐かしい、そしてどうにかして動かしてやりたい、自分が着けてみたい・使ってみたいと思われるものです。
もしそんな時計をお持ちでしたら、ぜひ当店にお声をおかけください。

時計によっては、すでに部品の無いもの、修理ができないもの、修理をしても動かすのがやっとのものといったものもありますが、修理ができるものについては、できる限りお手伝いをさせていただきたいと思います。
どうしても修理したいという想い出の時計がありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

時計の修理とオーバーホールはお気軽にご相談ください

当店では、アンティーク時計専門店である当店のネットワークを生かし、1800年代後半から新しい現行品まで、手巻き・自動巻き・クロノグラフ等の機械式腕時計・懐中時計、国内品から海外の高級メーカーまで、幅広くお預かりさせていただきます。
動かない時計がある・オーバーホールが必要になった、また思い入れのある時計をお持ちのお客様は、お気軽に当店までお尋ねください。

時計のオーバーホールや機械の修理のみならず、ケースやガラス・懐中時計のチェーンなどの外装修理も行います。
できるだけお客様のためになるようにお手伝いをさせていただきますので、お気軽にお尋ねください。

技術者とルーペ

当店で販売しました時計については、優先的に当店が責任を持って修理・オーバーホールサービスをご提供いたします。部品やガラスの交換など、部分的な修理のみも受け付けます。
通常は日本国内で対応をさせていただきますので、当店の東京の住所宛てにお送りいただき受け付けをいたします。

 

他店様でご購入された時計の修理について

当店以外で買い求められた時計の部品の交換や外装修理は、必ず時計自体のオーバーホールを受けていただくことが前提となります。
その理由は、当店で販売をさせていただいた時計については、納品時に修理や調整が済まされたものであり、状況を把握しているため、おおむね大きな問題が無いとわかっているものです。
それに反して、当店以外のオークションや他店様でご購入された時計については、現状やメンテナンス状況もわかりません。
問題を抱えている・破損している場合も多く、当店の納品基準に足りていないため保証もできず、オーバーホールを受けていただかない限りは、部品の交換や外装修理をさせていただくことができません。

 

 

ご相談から修理までの流れ

当店でご購入いただいた時計につきましては、お名前をお知らせいただけましたら、ご購入いただいた商品の履歴から、おおむねどの商品についてのご相談であるかわかります。
状態などをお伺いしまして、修理や対応についてご相談を承ります。

当店でご購入いただいた以外の時計のご相談は、メーカー名・年代・手巻き/自動巻き・症状など、まずはできるだけ詳しくお知らせください。
時計をお送りいただき拝見させていただいたのち、お見積もり・仕上がり期間等をご案内させていただきます。
修理をする・しないはお見積もり後に決めてください。
修理をしない場合のみ、ご返送にかかる送料などを含めて3000円をいただきます。

こちらに時計が届いてから正式なお見積もりを差し上げるまで約1週間、修理・オーバーホール完了までおおよそ1ヶ月前後が目安です。
ただし部品交換や部品の調達・製作が必要な場合は、その限りではありません。

懐中時計と古い本

 

 

修理可能な時計のメーカーやタイプ

1800年代後半以降から新しい現行品までの、機械式の懐中時計と腕時計の修理を承ります。
手巻き・自動巻き、カレンダー付きやムーンフェイズ・アラーム付き・クロノグラフなど、複雑な機構のものは懐中時計でも、できるだけ対応させていただきます。

対応のできるメーカーについては、どのメーカーも年代が同じであれば、作りなどの面もほぼ同じで、古いものから現行品までの対応をさせていただいていますので、どのメーカーでも修理は承ります。
部品の入手が難しいオメガやロレックスなどはもちろん、100年前の古い時計であっても、部品の取り寄せができるものはさせていただき、制作できるものも制作をさせていただき対応いたします。

 

 

修理のできないものやお預りできないもの

 

クォーツやデジタル時計

ゲームや携帯電話などの電子機器と同じで、修理として手をかけることができない部分が多いため、修理は基本的には受け付けていません。
古いクォーツでは一部、部品の交換ができるものもありますが、交換が可能であっても動作する状態ではない、機械自体の交換が必要になる可能性が非常に高いものです。
古いものであればあるほど寿命を迎えているものが多く、修理に必要である「動く状態」で出回る部品や機械も非常に少なくなります。
取り寄せ費用が非常に高くなることと、取り寄せる部品や機械も、故障している時計と同じだけの年数が経っているため、修理後に動くようになったとしても、今後何年動くという保証が一切できません。

時計とボタン電池

例えば、クォーツやデジタル時計では、故障している時計が40年前のものであるとすれば、取り寄せる機械も40年経っている計算になります。
お持ちの時計が故障したように、交換する機械も同様に、いつ寿命を迎えるかわかりません。
新古品いわゆる機械として使用されずに保管されていたものも同様で、また使用されていたものであれば、正常に動いているように見えるものであっても、突発的・不定期な止まりが起こる可能性があります。

機械式時計であれば、それぞれが歯車などの部品で構成されているため、部品の作りや部品同士の間隔や力の流れから、止まる原因などを物理的に突き詰めることができますが、、クォーツやデジタルの場合には、電子基板等に問題があると手の施しようがありません。
機械式時計の修理が人の手で対応できるのに反して、クォーツやデジタルでは修理が難しくなる理由がここにあります。
クォーツやデジタル時計の修理は、高額な費用をご了承いただける場合と、保証が無い点をご了承いただける場合のみお預りいたします。

 

コピー商品や悪意のある改造品

名前にあるメーカーのものではないコピー商品や、時計修理の観点から見て、明らかに無理のある改造がなされたものや、販売目的のためだけに、付加価値を付けるための改造がなされたものなどの修理はお断りをさせていただきます。

ただし、その当時、部品が入手できないなどの理由で、なんとか修理をしようと試みたとみられるもので、社外品の部品が使われている、かなり無理な修理がされているという場合には、できるだけ修理をさせていただきます。

 

 

お断りをさせていただく可能性のあるもの

 

懐中時計を最近になって腕時計に作り替えたもの

特にオークションなどで出回ることのあるタイプで、「コンバート時計」などの呼び名でやり取りがされているもので、1900年前後の懐中時計の機械を、新しいステンレスなどの汎用的な腕時計ケースに収めたものです。
基本的には、その作りから改造時計に当たるもので、ケースと機械とが合っていないことから様々な問題がある時計が非常に多くなっています。
また高級メーカーの改造品がよく出回っていますが、その多くが「懐中時計」としてでは販売できないほど状態が悪い機械であるため、腕時計という珍しい形にして、珍しさを売りにして販売されていることがよくあり、機械自体にも致命的な問題を抱えているものが多くなっています。

修理にお預りすることはできますが、数々の問題があることや、対応する箇所が多くなり、しかも難しい作業であることが多いことから、高額な修理代をご了承いただける場合にのみお預りをさせていただきます。

 

 

修理後に問題が残る可能性のあるもの

 

クロノグラフ

新しいもの・古いものを問わず、クロノグラフの動作特性から、お預りをする時点でクロノグラフ部分の針がずれやすい、もしくは外れやすくなっているものは特にですが、修理をした後にでも針の問題は再発することがあります。
これはクロノグラフでは、特に知られている問題で、急な動作をさせるために、針を留める穴が広がってしまうために起こります。
修理の時点で針の穴を締め直しはしますが、薄い金属の筒を広げて締め直すことを繰り返すようなもので、金属劣化が起こるため、締めたとしてもどうしても開きやすくなり、また同じ問題が起こる原因になります。
そのため針の外れについては保証の対象外となります。

 

カレンダー付き

カレンダーが正常に動かない状態のものは、カレンダーを動作させるバネなどの破損が考えられます。
同じバネを入手できるものであればよいのですが、同じバネが無ければ、同じ反発力やタイミングを得ることができません。
そのためカレンダー部分については、部品に破損があれば、カレンダー部分を諦めてもらわなければならないことがあります。

 

1900年頃の懐中時計等、古い作りのカレンダー・ムーンフェイズ付き

年代の古いものは特に、動作をさせるためにバネではなくピンが使用されています。
正しい操作方法をご存じの方がお使いのものであればよいのですが、日付やムーンフェイズなどが動いている時間帯に、日付変更などのための動作をさせてしまうと、無理な力が掛かってピンが折れてしまいます。
そのため、お預かりをする時計には、ピンが破損しているものが非常に多く、またいくつかの機能が組み込まれている時計では、カレンダーが止まれば時計も止まる、ムーンフェイズが止まれば他の機能や時計も止まるといった具合に、連動している機能が止まれば、時計自体が止まってしまいます。
古いものでは歯車などの減りがあるものも多く、機能が連動する際の障害となり、修理や調整の非常に難しい部類に入ります。
ピンの制作なども可能で、修理にお預りをすることはできますが、カレンダーや曜日・ムーンフェイズなど、状況によって部分的に、もしくはすべての付属機能を諦めていただかなければならない可能性があります。

 

低品質なもの

アンティークではダラーウォッチ(1ドル時計)などと呼ばれる、当時、安く時計を生産するために作り出されたもので、非常に簡素な作りをした機械が存在します。
修理ができないわけではありませんが、当初より「使い捨て」と考えられて作られたもので、本来であれば、修理・メンテナンスという観点から、部品の取り外しができるように作られているはずですが、取り外しができるようになっていない、しっかりとかしめられている等、簡単にメンテナンスのできないものがあります。

部品を省略するために、ネジを使って留めるべき部分を、金属を折り曲げて留めている等があるため、分解や組み立ての時点で、劣化して破損することがあります。
また簡素な作りであるために、メンテナンスを施したとしても精度も期待できません。
修理やメンテナンスを施す作業自体が、分解してメンテナンスをされることが前提で作られた一般的な時計よりも、違った面で難しくなります。

 

 

修理についてのQ&A

どんなものでも修理できますか?

できるだけ対応はいたしますが、どれだけ手をかけても直らない状態はあります。
元の部品ではないものが取り付けられている、部品の状態悪い、破損している部品を作ることも入手することもできない、摩耗などが原因で機械自体が寿命になっている等、その時計の状態によります。
 

部品が無いと言われました

基本的に国内メーカーでは10年未満、海外メーカーでも長いところでも30年もすると、部品の保管期限が終わり、メーカーでは部品交換を伴う修理ができなくなります。
製造メーカーにお問い合わせいただいても、部品が無いという理由で、修理を断られる原因になっています。

ただメーカーに部品が無い場合でも、お店や市場には部品や機械が流通している場合がありますので、対応できるものについては、部品のお取り寄せや制作のできるものであれば制作でも対応させていただきます。

 

■ 次の記事を読む ■

 
< 次のページ >
オーバーホール料金
 
< 前のページ >
新品仕上げと補修サービス

 

関連記事