この古い時計は今いくら?

時計の販売に関わらせていただいて、もうかれこれ10年以上。
あー、もうそんなに経ったのかと、時折振り返ってみては、歳月の経つ早さを改めて実感します。

そんな時計とお客様との長いお付き合いの中、一番多いお問い合わせが、実は「時計の価値や金額にまつわる」もの。
そのほとんどが、当店に初めてお問い合わせをいただくお客様、時計を処分したいのでというご相談。

ですが時計の価値というのは、状態によってまったく変わりますし、物を見なければ、判断もつきませんから。
何を基準に考えるかでまったく変わりますし、いい加減なお答えをさせていただくわけにもいきませんしね。
査定や鑑定はしないという、お店の決まり事もあって、残念ながらお答えできないのです。

 

そこでこんな考え方があるよ、という記事を書かせていただくことにしました。
売れる金額がわかるわけではないですし、査定というわけでももちろんないのですが、その時計の価値が永続的に続いていると考えると、こんな金額になるのではないですか?という、ちょっとした夢のあるお話しのようなものです。

でもそこに根拠がないわけではなくて、実際に昔の貨幣価値や所得などから計算させていただいているので、当たらずとも遠からず。
純粋に価値を考えてみたいという方や、売ろうかどうか迷っている方に、ぜひ読んでいただければ。

 

金の価格が高騰し続けていて、金を含む時計が溶かされてしまうことが多くなってしまっていること。
ただ単に、地金として売り払われてしまうのでは、時計を扱うものとしては、どうしても残念に思うことです。
受け継がれてきた大切なものであれば、ぜひちょっと思いとどまっていただければ、そう思います。

 

■ 古い時計の現在の価値を知る
https://www.melsy.com/watch-value/
時計の価値の算出方法については、こちらの記事をお読みください。

 
 

査定や鑑定は、しない・できないわけではないのですが、実はお仕事としてお受けしています。
お店という視点からすると、「お金をいただいてさせていただくこと」ということになるので、実はそういう事情もあってできないところもあるのです。

ご依頼をいただいているところの、お名前はお出しすることはできないのですが、メディア的なところで、外に出す情報の裏を取らないといけない・その情報の信用性が必要なところ。
そして保険金や補償に絡んだところで、こちらがお出しする金額で、補償内容が変わってしまうといった重要なお仕事です。

 

例えば、芸能人の方がお持ちの時計の鑑定をさせていただいたり、当時どのくらいの価値であったのかということの裏を取らせていただくようなこともあります。
こう聞くと華やかなお話しのように思われてしまうかもしれませんが、●00万円も出して購入された偽物や改造時計であったり、その当時●●万円もしたという話が嘘だったり。
輸送時に壊れたという時計が、実は送った当初から動くはずのない改造時計であったり、破損した時計の保険の見積りであったり。

こちらにご依頼をされているところは、鑑定や査定代を払っても、損をしない案件も多いものですから、こんな仕事もあるわけです。
30万円の補償金が、鑑定の結果0になることだって、ごく普通にある世界ですから。

こちらにご依頼を頂くまでの経緯がわかりませんので、なんともいえないのですが、儲け云々よりもご依頼内容を見るだけでも面白いといっては不謹慎なのですが、そんな案件がいろいろとあります。

 

こんな感じですので、お店の決まりごととの兼ね合いもあって、鑑定や査定はできませんので、あしからずご了承ください。