ロレックスのアンティーク婦人物腕時計と訪れる旧中央郵便局 Melbourne

ロレックスの金無垢の婦人物アンティーク腕時計

メルボルンの中心部にある、旧中央郵便局GPO(現H&M)をロレックスのアンティーク腕時計と訪れます。

メルボルンの中心部にある歴史ある建物の1つ

ロレックスのレディースアンティーク腕時計

今回訪れるのは、メルボルンに観光で来ても留学で来ても、必ずその前を通るメルボルンの中心地。
非常に歴史の古い建物「GPO」、昔のメルボルンの中央郵便局に当たります。
この建物が建てられたのは1860年代。
郵便局としての役目は終えて、2010年以降の再開発、2014年の最終的な再開発から現在に至ります。
日本でも有名なファッションブランド「H&M」、ここがメルボルンのフラッグシップショップになっています。

メルボルンの中でも一番有名な通りともいえる、バークストリートとエリザベスストリートの角。
ひと際古い建物が目を引きます。

隠れた入り口がエリザベスストリート側に

ロレックスの婦人物アンティーク腕時計と回廊

外からの写真を撮ったり、H&Mで買い物をしたり。ここまでは当たり前。
でもここには、歴史的な価値も残そうという取り組みで、実はちょっとした隠れツアーができるようになっています。
バークストリート側の正面入り口ではなく、エリザベスストリートに面した、回廊の中にあるわかりづらい入口。
ここから入ると、正面にはH&Mへの入り口、そして左側にはどこに行くのかわからない、非常に古い階段があります。

謎の階段が続いていきます

建物が建てられた当初のものではないかと思われる、非常に古い木の手すり。
100年以上の長い歳月、多くの人が手すりを持ちながら上がり降りをしたのでしょう。
もうこの手すり自体もアンティーク。

やや薄暗い照明の中、上に続く階段を上っていきます。
ただ本当に誰も通らない場所で、上へ上る階段だけが続いているという、ちょっと不気味な感じすらあります。

窓を背景にロレックスの腕時計の写真を撮る

外から見るとこの箇所は3階建てのはずですが、昔の建物で部屋の天井が高い頃のもの。
となりのビルの高さと比べて見ると、現在の5階分くらいの高さがありそうです。
ただ外があまり見えない建物の中なので、いったい今どのあたりなのか。

旧メルボルン中央郵便局の階段から外を眺める

ほどなく最上階らしき場所に到着。
扉は施錠、窓も封鎖されているので、ここには何もありません。
早く登れば2分ほど、ゆっくり上がってもそれほどかかりません。
本当に特に何もない場所で、ここまででシークレットツアー終了です。

GPOの正面入り口からH&Mに入店

メルボルン旧中央郵便局外側で時計の写真を撮影

バークロード側に、H&Mの正面入り口があります。
ここは昔の正面入り口で、それをリニューアルしたもの。

GPO入口で腕時計の撮影

当時の看板やモニュメントが残されていることもありますが、入り口の通路から見える店内は、「エレガント」という言葉がぴったり。

古きを受け継ぐH&Mの店内

店内に入ると、まるで別世界のよう。
建物の外観とはまったく違う、古さと新しさが融合された洗練された建物のデザイン。
元の建物の作りをそのままに、古い鉄骨までもデザインに組み込んでしまう。
これは本当に秀逸、建てた方を本当に尊敬します。
本来ならH&Mの商品や品揃えを褒めるべきでしょうが、建物に注目してみると、びっくりすること間違いなしです。

ロレックスのアンティーク腕時計

細部に至るまでTHEアンティーク

当時のものだと思われる扉や木枠、窓にガラス、そして古い手すりに至るまで。
新しいお店になりながらも、その当時の面影や部屋割りまでが、そのまま残してあるところ。

特に2階の場合は、通路に沿って会議室のように部屋が並んでいるので、部屋割りまでそのまま残してしまうと、売り場としては面積が少なくなるし、部屋の数も多いので店員を多く配置しなければならないのですが、そんなことお構いなしという姿勢には、本当に感心させられました。

白黒写真のロレックスの婦人物

短期の観光だと、ここまで見ることは難しいのですが、もしゆっくりとこの建物を訪れることがあれば、側面から入る、古い階段の展示箇所も登ってみてください。
これが家だと大変だと思うのでが、こんな家に住んでみたいなと思うくらい魅力的だと思います。
リニューアルされた建物ではあるのですが、現代的にレストア(復元)したと言えるほど本当に絶妙で、デザイン・建築家の方には脱帽です。

今回一緒に歩いた時計

ロレックスの婦人物のアンティーク腕時計

ロレックスの金時計

100年物の金無垢の婦人物ロレックス。
アンティークらしいローズ色のケースに、珍しい白色陶製の文字盤に金のインデックス。
希少性のある上品な腕時計です。

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今回歩いたのはこのルート

メルボルン市内の中心地。
大きなデパートに両側を挟まれた通りバークストリート、そしてエリザベスストリートの角にある建物が旧メルボルン中央郵便局GPO。
観光でも間違いなく通り過ぎる場所です。

著者: メルシーウォッチ店主
ライター | 写真撮影

趣味の時計好きが高じて、毎日楽しみながら仕事をさせて頂いています。
このコラムやブログの写真は、通りやお店など、写真を撮りにくい場所で撮っています。
不審者だと思われないように、カメラではなく携帯電話で素早くサッと撮っていますので、ピントが合っていないものはご愛嬌で。
こちらでの生活が長くなり、ご縁も増えましたので、メルボルン・オーストラリアの企業の取材や、写真撮影のご依頼があれば、正式なカメラマンの派遣も可。海外への販路開拓、売買交渉などもお手伝い可能です。