
中世の物語のような特別感
「騎士に剣」こんなイメージだと、時代は中世ヨーロッパ。
しかしながら、懐中時計が主流であったのは、時代的にみれば比較的現代に近くなってからの1900年頃。
実はこういった中世のイメージとかけ離れているのが懐中時計ですが、現代でも映画やゲームを始め、そういった西洋の物語に人気があるように、懐中時計時代の西欧でもそういった物語は語り継がれる定番もの。
そういったデザインは勲章などのデザインにも取り入れられていることからわかります。
この懐中時計のチェーンも、そういった騎士の飾りに合わせられた特別品。
今の時代から見ても、非常に丁寧に作られた精巧なもので、騎士の兜などはそこから目がのぞいていそうなほど。
デザインも立体的で色鮮やか、そしてかつキラキラとした輝きも見せる飾りになっていて、ねじりの利いたチェーンの輝きにとてもよく合っています。
アンティーク好きであれば、このデザインを嫌いな方というのがなかなかいないのではないでしょうか。
騎士団の証
この騎士の飾りは、1864年にアメリカで結成されたピティアス騎士団のもの。
現在も慈善団体として、アメリカ・世界各地に支部を持っている団体です。
ピティアス騎士団のホームページ https://www.pythias.org/
店主のワンポイントと評価
総合評価
見せる・見せないは別にして、本当に存在感のある飾りとチェーンです。
本来は懐中時計に合わせて頂くためのチェーンですが、ベストなどに合わせなくても、ただ単に懐中時計と一緒に置いて頂くだけで価値を感じて頂けるものだと思います。
「西洋アンティーク」という言葉にイメージがぴったり、とてもしっくりとくるデザインの1本かと思います。
懐中時計を合わせて頂くなら、飾りのサイズなどから中型から大型のものがお勧めですが、デザイン的に繊細なものですので、装飾の良い小型の懐中時計も似合います。
状態
T字バーの状態が悪かったため交換していますので、少し色味が違います。
希少性
飾り部分も非常に綺麗な状態で、入手しづらくなっているものになります。
贈り物
どなたにでもお勧めできるものではありませんが、ハマる方には「これだ」と思って頂ける特別な1点です。
備考
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