
一つの時代を身に纏う
英国のエリザベス女王が戴冠されたのが1953年、和暦で言えば昭和28年。
そう遠くない時代のようでありながら、もう70年以上も前のこと。
その年代を聞く方によっては、遠い昔のようであり、昭和といえば今や懐かしいと言われる時代でもあります。
エリザベス2世崩御ののち、チャールズ3世の即位式が大々的にテレビで放送されたため、それでご存じの方も多いはず。
日本とは違う、西洋・イギリスの格式の違いに魅力を感じられたことではないかと思います。
このチェーンは、そんな戴冠式という記念の品を提げた、とても趣き深い1点です。
メダルが醸し出す風格
エリザベス2世が女王となったのは、なんと当時25歳、そして戴冠したのが27歳という若さ。
このメダルに描かれた女王は、まさにその当時のもの。
若かりし頃の美しいエリザベス女王の姿と、当時の服装や冠まで非常に繊細に描かれている、とても雰囲気のあるものです。
またメダルを裏返すと、そこには1953年に戴冠したこと、そしてER(エリザベス女王という意味のラテン語の頭文字)がとても美しくメダルを彩っています。
このチェーンの良さは、このメダルの両面を楽しめること。
格好良さを求めるなら、裏側のERの文字を。
裏返せばエリザベス女王の姿を表に見せることもできます。
またチェーンの中央はしっかりとした太さがあり、両端が細くなる作りで、デザインとしては定番ですが、シンプルなデザインがメダルの存在感を高めています。
チェーン自体は懐中時計時代の1900年頃のものだと考えられますので、メダルは戴冠式以降に取り付けられたもの。
このような組み合わせを楽しんでおられた方がいらっしゃったことを考えると、その姿を思い浮かべるだけでも面白いものです。
懐中時計に合わせていただくなら、中型から大型がお勧め。
大きな英国ベンソンの懐中時計などに合わせていただくと、英国王室御用達の時計と英国女王で、味な組み合わせを楽しんでいただけます。
店主のワンポイントと評価
総合評価
英国時計や英国アンティークのお好きな方なら、身に着ける楽しみをさらに感じていただけるもの。
エリザベス女王の長い在位期間を、その数字・雰囲気とともに楽しんでいただけるものでしょう。
2022年のチャールズ3世の戴冠式をご覧頂いた方なら、このチェーンの雰囲気をより楽しんで頂けるかと思います。
状態
特記事項はありません。
希少性
メダルは王室人気の高まりから、出回る数自体が少なくなっています。
贈り物
非常に雰囲気と風格のあるチェーンで、存在感ともに楽しめる1点であることは間違いありません。
エリザベス女王の描かれたメダルの大きさや厚み、モチーフに好みがわかれるところはあるかもしれません。
備考
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