アンティーク時計で楽しんで欲しい、そんな1点
テレビでアンティークの懐中時計が登場するのは、今になっては、映画であったり、お宝発見といった番組で見られるくらい。
色々お店を回ってみても、自分の理想に合致する懐中時計となると、なかなか見つからないのではないかと思います。
そんな時計をお探しの方に、当店がお勧めするのが、こういった優れた特徴のある懐中時計。
文字盤側の特別さはまずはおいておいて、まずご覧頂きたいのは、この時計のケースの部分。
ケースの外側にびっしりと、両面はもちろん側面にも細やかな装飾が施されています。
写真では反射してお伝えしづらい部分もありますので、あえて光を当てて、模様を浮かびあがらせる形の写真も掲載しています。
そちらをご覧頂くと、どれだけ細やかで丁寧な模様が施されているのかがお分かりいただけるはず。
現代でお考え頂いても、こういった素晴らしい装飾、このような細やかな仕事が見て頂けるものとなると、お店で見かけることすらないのではないかと思います。
ブランドもので手に入る、そんな次元ではない、別世界の品といった印象を受けて頂けるかと思います。
時計の顔である文字盤もまた素晴らしく、細やかな金の装飾に豪華な短針・長針、そして秒針までもが特別な形になっている。
このような姿から受けるのは、「明らかなアンティーク」であること。
そして当時のことですから、誰でもが持てたものでないことも、この品からの雰囲気でもお分かり頂けるはず。
持つという楽しみもありますが、こういった時計で楽しんで欲しいという、大人の楽しみが味わえる1点です。
アンティークで知られるウォルサム
懐中時計の中でも、アンティークとしての人気の一角を占めるのがウォルサム。
その理由は、いわゆる定番ものの大型・シンプルな懐中時計から、このような繊細で華やかな懐中時計も楽しむことができる。
現在でも知られている大手メーカーは、当時としては定番なのですが、素朴な感じの懐中時計が多いというイメージではないかと思います。
このウォルサムは、現在ではメーカーとしては知られていませんが、アンティークでは知らない人がいないほど。
その当時としても、時計メーカーとしては非常に大手として知られていて、日本での販売も試みられていてその支社があったほど。
戦前は日本では時計に関する出版などもされていて、当時の書籍が日本語で残されていて、これもコレクターズアイテムになっています。
店主のワンポイントと評価
総合評価
キラキラと輝くケースの装飾は、豪華でありながら上品な輝きを見せるもの。
新しいブランドものといった、そういった誰もが嗜むものとは違い、年季の入った上品な雰囲気が漂うのは、その時計が100年以上という長い歳月を経ているからこそ。
組み紐などを合わせて楽しんで頂くと、和装などにも合わせて頂けるもので、デジタル時計に着物という違和感のある組み合わせではなく、時代的に実際にそのように使われていた、着物と懐中時計という、雰囲気溢れる組み合わせとして楽しんで頂けるのも一興。
机に飾って頂いても可愛らしいもので、新しいジュエリーなどでは感じることのできない、アンティークならではで「眺めて楽しめる」こともお勧めです。
状態
特記事項はありません。
希少性
繊細なケース装飾でデザイン良し、状態良しで、珍しい部類に入ります。
贈り物
いわゆる「懐中時計」といった定番のイメージではなく、「アンティーク」また美術品といった雰囲気を感じて頂けるものだと思います。
状態としても良く、贈り物としても非常にお勧めできる1点です。
備考