商品のご紹介
懐中時計を時代的に分けると、1900年頃までの非常に古いもの、そして1920年頃までの懐中時計全盛期のもの、そして1940年頃までのレトロ感を持つ時代のものに分けられるでしょう。
このオメガの懐中時計は、そんな懐中時計の中でもレトロ感をたっぷりと感じさせてくれる昭和年代に作られたもの。
作られた時代としてはすでに腕時計が全盛期と呼べる時代ですが、それでも現代でも懐中時計に根強い人気があるように、この時代でも懐中時計は少なくなってはいながらも作られていました。
懐中時計全盛期の陶製の文字盤に青い針、これは1つのスタイルですが、昭和年代に作られたレトロな感じを醸し出す、金属の文字盤の懐中時計というのも、これも懐中時計の1時代の大きな特徴でもあります。
この時代にでなければ出せない味というものが、懐中時計のデザインに盛り込まれています。
デザイン的には非常にシンプルなものではありますが、それだけに懐中時計の特徴や味がたっぷりと楽しんでいただけるものになっています。
懐中時計全盛期にはたくさんの懐中時計が作られていましたが、その後は腕時計が取って代わり、作られる数も少なくなっていますので、そういう意味では、このような昭和年代の特徴を持ったオメガの懐中時計は、とても希少なものでもあります。
店主のワンポイントと評価
総合評価
これから懐中時計をはじめてみようという方にとっては、サイズも手ごろなもので使っていただきやすいもの。
また古いものだと状態面で気になる点があるかもしれませんが、この時計は気になる点がほとんどなく、固体の美しさからもブランド懐中時計を楽しんでいただけるという点からもお勧めです。
懐中時計ではレトロな感じの出る年代ではありますが、どちらかというとアンティーク寄りの雰囲気。
シンプルで落ち着いた雰囲気で楽しんでいただけるものです。
状態
文字盤に小さな点のような傷がありますが、非常に小さなもので、全体的な状態としてはとても良いものです。
希少性
この時計が作られたのは腕時計の全盛期。
1900年・1920年代といった懐中時計が主役の時代であれば、懐中時計というのは珍しいものではありませんが、40年代に入ると作られた数自体が非常に少なくなります。
そのため、この年代では同じメーカーやデザインとなると、古いものより入荷が難しくなることがありますので、同じものはなかなか手に入りません。
贈り物
レトロとアンティークな雰囲気が楽しめるデザインで、オメガというブランドもの。
状態も良いので贈り物としてもとてもお勧めできる1点です。
備考
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