
多岐にわたる時計の進化の歴史
スマートフォン以前の、携帯電話の進化が「ガラパゴス化」と言われたように、時計にもそんな時代がありました。
それは
「できることで違いを生み出す」
そして「時計」がこれほど長く使われるものだと思われていなかった
こういったことが理由として挙げられるでしょう。
この時計をご覧頂くと、そういった時代背景が伝わってくるのではないかと思います。
時計の形自体もそうですが、当時の「可能」であった手法を用いて、ケースの色を変える・形を変える。
そしてガラスの風防自体も形を極端に変えてみる。
色々と盛り込んで出来上がったのが、こういった特徴に秀でた腕時計。
当時の時計デザインで先行・主導的なメーカーであった、グリュエンならではといった腕時計です。
店主のワンポイントと評価
総合評価
現代になって画一的、メーカーを問わずどの時計も同じように見えるようになってきました。
時計が要らない時代になって、それでも「時計を着けたい」と思わせるのは、私たちはこの時計のような、特徴・個性の際立った時計ではないかなと思います。
アンティークだからこそ、1点もののように個性的であり、そのガラス1つをとってみても、「これ、すごいな」と感じて頂けるもの。
時代、年代もそうですが、色も形も突き抜けた、こういった時計をお勧めしたいところです。
状態
文字盤に少し経年劣化はありますが、実際に着けた状態ではほとんど気にならない程度のものです。
希少性
組み合わせが特殊で、年代的にも入手が難しくなっています。
贈り物
こういった個性的な時計の良さが分かる方にお勧めします。
備考

















































