
力強い顔を持つアンティーク
アンティーク懐中時計の中で、一つの傾向として人気があるのが、「力強いローマ数字」を持つもの。
こちらのロンジンの懐中時計も、そういったデザインを持つもので、人の顔に例えるなら、いわゆる芯のある男前。
そんな雰囲気の時計ですと言えば、なるほどと頷いて頂けるものだと思います。
昔の蒸気機関車・鉄道時計と呼ばれる頃の懐中時計、そういった雰囲気を持つものだと言えば、なるほど駅員さんが持っていそうな雰囲気ではありませんか?
見やすいしっかりと太めの針に、ローマ数字もとても太く描かれていて、外側の赤い数字が分を表し、すっきりとしていて時間が読みやすい。
手に持った時の重さもフィット感もとても良く、つるっとした艶があるといった雰囲気もある。
当時の銀色の主流であった銀無垢ではなく、変色などの起きにくい素材であるのも、使い勝手やメンテナンス面ではとてもお勧めです。
店主のワンポイントと評価
総合評価
いかにも、これぞアンティーク懐中時計という外観を持つ1点。
このサイズですので、しっかりとコチコチという音を響かせ、ロンジンのこの年代、メーカーを知る人にとっては、いいなと思える魅力が詰まっています。
ちょっとうまくお伝えするのが難しいのですが、当時の紳士の雰囲気が伝わる、そして時計としては、まるっとして艶がある。
100gというほど良い重量感に渋みのある、良い懐中時計だと思います。
状態
使用や経年による軽い傷等はあります。
希少性
当時のデザインの1つですが、探してみると案外良いものが無いものではあります。
贈り物
この時代のロンジンは、様々な賞を受賞していた業界のリーダー的なメーカー。
黒ずみが出る銀ではないところが、磨くといった手間が無いという点でも良いポイントだと思います。
備考
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