オメガの上品で雰囲気のある銀無垢アンティーク懐中時計 【1914年製】（販売済み）

風格の中に見える上品な姿

過去の作品を越えることのできないもの、それはこのような懐中時計を眺めていると、特にそのように感じます。
現代の新しい時計として、百貨店のショーケースを賑わせている腕時計には、古いものにはない確かな形や作りの変化があります。
しかしながら、１００年以上前に作られた懐中時計に現れる「風格」には、現代の時計にはない「言葉で表すことのできない」その何かが明らかに存在しています。

このオメガの懐中時計もまた、そのような言い得ない何かを持つ１点で、写真をご覧頂くだけで、何かをぐっと掴まれるような、引き込まれるような魅力があります。
言葉にして表せば、見た目の「シンプルさ」それは１つですが、それは言いかえれば「素朴」でありながら質実剛健。
引き込まれる、ある種の強烈な個性がその中に存在しています。
銀の深みのある色合いに、文字盤の艶のある白色、そしてくっきりと大きな数字もまた、これらの組み合わせとして、非常に大きな特色であり個性。
その中心にある、豪華な形をした長針と短針が、それらのデザインをまとめ上げ、シンプルな作りでありながら、上品かつ豪華な雰囲気を作り上げています。

作られてから１００年以上が経つものでありながら、そこに伝わるのは、その当時に作られたものだからこそという素材や外観の妙。
大きな紳士物の懐中時計という点で、薫立つような品格を持ち、裏側も鏡面のシンプルな作りになっていますが、そうなっているからこそ、より惹かれるものでもあるでしょう。

１つ上のオメガを楽しむ

現代のモダンな作りのオメガとは、まったく違った姿・形のものですが、「さもありなん」オメガの懐中時計があれば、まさにこんな姿だろう。
こういう姿であるべきだと思っていただける１点でしょう。
全体的な姿として統一感があり、書体などもバランスが取れていて、同じような懐中時計を眺めても、なぜかこちらに惹かれてしまう。
もう１つ違った「オメガ」を楽しみたい、誰もが持っている腕時計ではなく、一つ上の形として懐中時計を持って頂くのは、現代にあっては自身が持つ「アイテム」としてはもちろん、懐中時計を巻き上げて使うという、操作の面白さや感じるという点でもとても新鮮です。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A+

この年代ならではですが、大きめの銀時計の良さがとても良く出ている雰囲気の良い１点です。
サイズ的に大きめのものですが、それだけに、持って頂いての存在感や重厚感という点で、非常に優れた・良さを感じていただけます。
写真では、少し短めの紐を合わせてありますが、洋装また和装に合わせて頂いても良し。
サイズ感があり雰囲気もとても良いものですので、アフターファイブまた通勤時など、ちらっと見せるように時計を確認していただく。
オメガというマーク自体も大きめで、お出かけのお供として楽しみのある１点だと思います。

状態　A+

特記事項はありません。

希少性　A

状態面や年代なども合わせて考えると、似ているものはありますが、同じものとなると難しい１点です。

贈り物　A+

高級メーカーであるオメガのアンティーク懐中時計ということで、それだけでも価値を感じていただけるもの。
デジタル時計に慣れた方にとっては、それこそ１００年という歴史・手巻きというスタイルにも感動を覚えてもらえるものです。
腕時計は持っていても、懐中時計は持ってない方がほとんどですので、そのような点での特別さでも非常にお勧めできる１点です。

備考