銀時計に合わせる雰囲気ある1本
ちょっと特殊なデザインの銀のチェーン、太めで雰囲気もあって・・・。
定番ものだとすぐに見つかりますが、こだわってみると、なかなか出会わないことに気づかれるかもしれません。
素材であったりデザインであったり、こだわりたいポイントもたくさんあるかと思います。
それには、作られた国や年代も関係していて、色々な要素の組み合わせと、「自分にあったこの1品」に出会う面白さは、アンティークならではと言えます。
このチェーンは、チェーン自体もちょっとこだわった作りになっているのが特徴。
サイズとしても太めで非常にしっかりとした作りで、チェーン自体のデザインも太めのチェーンで、しっかりと個性が立っているところも良いポイント。
長いバーに短いバーが繋ぎ合わせられている作りになりますが、このように2種類のチェーンを合わせることで、とても良い雰囲気が出ています。
ビクトリア女王の銀貨を飾りに
やはり一番目を引くのは、このチェーンの目玉である、ビクトリア女王の銀貨を収めた飾り。
当時の1シリング銀貨で、銀のケーシングに両面はガラスという作りで、とても良い雰囲気があります。
鋳造年が1889年であることから、ビクトリア女王在位の終わりに近い年代のものですが、飾りが作られたのは鋳造年よりも後だと考えられますので、作られたのは女王の在位が終わってからであったのかもしれません。
このような思いを巡らすことができるのも、アンティークならではの楽しみかと思います。
店主のワンポイントと評価
総合評価
チェーンがしっかりとした太めで、装飾部分も銀ならではの黒ずみもあって、存在感と迫力があります。
着けて頂いても眺めて頂くだけでも、とても雰囲気があって面白いもので、懐中時計を合わせると、お互いに引き立てあうこと間違いなしです。
懐中時計を合わせて頂くなら、中型以上のサイズで、鏡面に磨いてある懐中時計よりも、装飾があったり色味としてちょっとこなれた感じのものが似合うかと思います。
状態
硬貨の飾りの周りの8つの突起ですが、1つだけ先端が窪んでいるものがあります。
また銀貨の上部に、取り付けのためであるのか、打ち抜いている箇所があります。
全体的に非常に状態も良く、気にして頂く箇所ではないでしょう。
希少性
なかなか良い状態でというものが少ないものです。
贈り物
チェーンの大きさ・長さがあって存在感があり、英国由来というのも、正統派な雰囲気があって良いものです。
懐中時計に合わせて、間違いがないという作りの良さもあって、贈り物としてもとてもお勧めできる1点です。
備考
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