サファイアと大粒のダイヤが輝くグリュエンの金無垢アンティーク腕時計 【1925年頃】箱付き

時計が「楽しかった」時代の逸品

色々なアンティーク時計をご覧頂くと、心が弾むような手にしてみたい衝動にかられませんか？
それこそ、時計が持つ魅力であり、その時計そのものが持つコレだという芯になるものと言えるでしょう。
今現在の時計をご覧頂いても、あまりそこまでの衝動に出会うことはないかもしれません。

それはおそらく「時計を作る側」そして私たち「売る側・扱う側」からしても、きっと同じことだと思います。
このメーカーのデザイン、これは優れているな。
これはきっと作る側も楽しんで作っていたんだろうなと、時計そのものが伝えてくれるような雰囲気を持っています。
この時計は、グリュエンというメーカーが、１つの波に乗っていた時代の腕時計。
４０年代の時計デザインで優れたものをたくさん残していますが、この時代の特に高級な婦人物のデザインでも非常に優れたデザインの時計を送り出していました。

ファッションもジュエリーもそうですが、周りが付けるからそれを選ぶ。
そうではなくて、これを身に着けたいからという想いで選んでもらえる。
作る側・扱う側、そして着けて頂く方も楽しくなって頂ける時計だと思います。

サファイアとダイヤの美しい組み合わせ

時計のデザインとして、非常に優れている１点だといえるでしょう。
青く輝くサファイアの組み合わせ・デザインの構成、そしてその中央に大粒のダイヤモンドを留めて。
当時の１つのデザインである縦長の腕時計を、さらに長く上品なデザインで。
サファイアの透けるような青にダイヤモンドの輝き、それを受けるように時計自体の針の青、そして時計自体に施された細やかな装飾。
時計の側面や裏側にも装飾が施されていて、見えないところにまで手を掛ける、アンティーク時代の良さが伝わるデザインです。

店主のワンポイントと評価

総合評価　S

色々な時計を見ていますが、やはりこういった１つ抜けた卓越したデザインは、扱っていても嬉しくなるもの。
綺麗な色のサファイアに粒よりのダイヤモンド、金無垢のケースと素材にもこだわり、デザインにもこだわりがある。
このような時計が１本あるだけで、時計を着ける選択肢も広がり、楽しんで頂けること間違いなしです。

状態　A+

若干軽い傷なども見られますが、とても良い状態です。

希少性　A+

元々作られた数自体が少なく、非常に手に入りにくいものです。

贈り物　S

写真でうまく伝わると良いのですが、デザインは当然のこととして、アンティーク時計としては珍しく縦の長さがしっかりとあります。
色味やデザインとしての存在感もそうですが、しっかりと腕の幅をカバーしてくれるこのサイズ感としても良く、時計をご覧頂いたその時点で特別な贈り物だとお分かりいただける特別な品です。

備考