
こだわり抜いた装飾の美しさに目を奪われる逸品腕時計
現代でも「時計にこだわりたい」、そう思われるお客様が多くいらっしゃいます。
でもそんな声に対して、「お店に行っても同じような時計しかない」ということも良く伺います。
この時計をご覧頂いたお客様なら、きっとこのお話しに、「その通り」と思われたのではないでしょうか。
それと同時に、「こんな時計があったんだ」という感想もお持ち頂けたことだと思います。
この時計が作られたのは、なんと今から100年ほど前のこと。
まさかと思われるのもその通りで、そんな時代だったからこそ、作られた時計がある・こだわりが詰め込まれた時計がありました。
素材から作りから、全てに至るまでにこだわり尽くし、今の時代からは考えられないような遊び心がある時計。
「新しい」「メーカーの名前」、そういったことではなく、「美しい時計」として見てそして眺めて楽しめる。
そんな時計が自分の腕にあったとしたら、きっとそのウキウキした気持ちをご想像頂ける、そしてどんな楽しみ方があるか、それすらもご想像に難くないものだと思います。
きっと現代の百貨店やブティックに並んでいても、まったく違和感を感じさせないものだと思います。
現代で作ることのできないものですが、それだけに感じて頂ける特別さは別格。
あまり多くの時計で感じて頂けるものではありませんが、そう思わせてくれるのが、特別な「逸品」という品の面白さ。
こちらも長くお取引をさせて頂く中で、あまり出会うことの無いものであることは確かです。
こだわりを見える形そして見えない部分にも込めて
この時計本体のケース、素材は18金。
当時の金時計の素材には9金や14金が一般的ですが、18金となると数は極端に少なくなり、それが示すものは、その時計が特別であることの証。
時計に鏤められている宝石も、それを証明するように、時計の角にある青い宝石はサファイア。
そのカットの形の特殊性にしても、非常にしっかりとこだわりを持って作られているのがお分かり頂けるかと思います。
実物では光を受けてキラキラと輝きますので、わかりやすいのですが、写真ではわかりづらいのですが、時計の上部と下部にはダイヤモンドが4つづつ、合計8つ鏤められていて、そういったところでも抜かりが無い。
時計のケース自体に施されている装飾、ケースの側面にも装飾があり、文字盤自体にも花模様の装飾が入っているのがご覧頂けるかと思います。
そしてそういった時計の装飾を受けての、合わせられているバンド自体の特殊性。
「こんな時計バンドもあったんだ」と思われるかと思いますが、これ自体もアンティーク。
このような綺麗な状態で残っていること自体も珍しく、時計との調和も非常に素晴らしく、まさにこの時計との組み合わせのためといったような1点。
バンドの中にも4点、リューズも青い石になっていますが、こちらはガラスで宝石ではありませんが、その理由は、リューズ自体は時計の部品としては消耗品であること、そしてバンドも消耗品であり、かつ当時はバンドメーカーによるものであることから。
そしてもう1つ、この時計の価値を高めてくれるお話しになりますが、実はこの時計の機械は、のちのロレックスとなる機械メーカーによるもの。
年代的に非常に初期のロレックスとグリュエン社で共用していたもので、そのような時代背景も面白い1点になっています。
店主のワンポイントと評価
総合評価
バンドも含めた時計全体のデザイン、雰囲気も非常に優れた1点。
ご覧頂ける通りで、他に何か説明をする必要がないほどに完成されたデザインかと思います。
これだけ技術が進んだ現代でも、同じものを作ろうとすれば、この時計お値段以上、そして行きつくところは作ることができないという答えでしょう。
アンティーク時代の素晴らしさでもあり、このように作ることが許された時代の良さが形になったもの。
どなたにでもお勧めできるものではありませんが、楽しめる、楽しみたいという方にとっては、他には代えられない特別さがあります。
バンドもこの時計の価値になりますので、できればそのままお使い頂ける方にご購入頂きたいもので、バンドはワイヤーラグというバンドを巻き込んで留めるタイプの作りになります。
このバンドも同様で、ワイヤー部分に噛み合わせて止まっていますが、バンド上部にあるレバーを引くとかみ合わせ部分が開きますので、少し難しいのですが取り外すこと自体は可能です。
状態
特記事項はありません。
希少性
素材・デザイン・年代、諸々その他の条件も含めて珍しい部類に入る1点です。
贈り物
高級ブティックの特別限定品のような時計で、これ以上無いという贈り物かと思います。
































































































