ヘブドマス 緑のエナメル装飾が美しい8日巻懐中時計 【1940年頃】 （販売済み）

アンティークらしさ薫る

この懐中時計は、ヘブドマスというメーカーならではのらしさ、そしてアンティークという趣きを楽しんでいただける１点。
時計の写真をご覧いただければ、その魅力はまさに一目瞭然。
緑色の綺麗なエナメル装飾、そしてその上に施されたシャンパン色のインデックス。
このような形はテレフォンダイアルとも呼ばれますが、それは昔の固定電話・黒電話のデザインがこんなデザインであったため。

特徴的な針の形はもちろん、メーカーの名前の書き方や書体に至るまで、アンティークが「香る」といっても良いほどの魅力があります。
またケース自体も銀などの貴金属ではないため、時計を下げる輪の部分はもちろん、全体的に表面の銀色の落ちが見られ、地金が見えているのもアンティークらしい色合いで、これも良い特徴になっています。

動く様を見て楽しむ懐中時計

ヘブドマスの８日巻き懐中時計、アンティーク時計について調べてみると、いつかは辿り着くその名前。
１日に１度巻き上げるのが当たり前であった時計を、１度巻き上げて８日間走らせるという８日巻きという時計で知られたメーカー。
またそれと合わせて、機械の一部がスケルトン仕様になっていて、時計の心臓部分の動いているさまを見ることができるのも大きな特徴。
アンティーク時計の裏側、動く様を見てみたいという方には、とても魅力的に映る時計であると思います。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A

その作りから、特定部分に破損の多いヘブドマスですが、それを差し引いてもやはり魅力のある作り。
状態の良いものを探すことが難しくなっていますが、アンティーク時計ファンを惹きつける魅力があります。
お客様からのご依頼でご用意させて頂いた１点です。

状態　A

ケースには摩耗が見られますが、その磨耗すら味として見て頂ける良い雰囲気です。

希少性　A

デザイン的にも少ない部類で、機械の状態なども合わせて、なかなか良いものが手に入りにくいものです。

贈り物　A

現代の時計と比べても、手巻き・懐中時計という点に加えて、見た目やデザインの違い・８日巻きと特徴が多いものです。
贈物としても、違いをはっきりと分かっていただけるという点もお勧めです。

備考

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