特別感溢れる オメガのローズ色の縦長アンティーク腕時計 【1943年製】

品と雰囲気あるローズ色

この時計をご覧頂くと、現行品の新しいオメガをご覧頂いている、身に着けられている方にとっても、とても新鮮に感じられるのではないでしょうか。
長い歴史を持ったメーカーだけに、勿論こういった時計が作られていた時代があることは知っていても、そのものをご覧頂く機会というのはあまり無いかもしれません。
上品で雰囲気があって、現代の時計とは全く違う、懐かしくもあるようで、ローズ色がとても新鮮に写ったり。
この時計をご覧頂く方によって、感じられるところもまた違って見えるものでしょう。

文字盤はもちろんのこと、ケース自体もローズ色でとても上品で綺麗な色合い。
時計の顔である文字盤をご覧頂くと、そのデザイン性の良さも気に入って頂けるところではないかと思います。
インデックスとして数字が入っているのは、１２時・３時・９時の三か所だけ。
この時代によくあったものですが、秒針の箇所に６時を６を部分的に見せる、こういった見せ方も非常にレトロ・アンティーク感があって良いものです。
とてもシンプルなデザインではありますが、数字の大きさや書体、数字が無い場所のゴールドのインデックス等、時計としてとても個性的なデザインが楽しめます。

この時計と新しい楽しみを共に

大人の楽しみ方の出来る腕時計、ありそうなもので、しっくりくるデザインとなると比較的難しいものではないでしょうか。
色合いであったりデザインであったり、新しすぎてモダンすぎて、着けている人が多すぎる。
そんな悩みもオメガというメーカーならではのものかもしれません。
この時計は、そういったちょっと違った楽しみ方、自分だけの楽しみ方をしたい方にお勧めしたい腕時計。
色合いにしても細長のカーブをした形にしても、アンティーク・レトロ感がたっぷりです。
サイズとしては当時のメンズ・紳士用ですが、現代は女性の方も大きな時計を着けられますので、写真でも掲載していますが、女性用としても面白い１点かと思います。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A+

色や形・デザイン共に現代の時計ではないことが一目瞭然。
着けると必ず人の目を引くという点では、とても存在感がある腕時計だと言えるでしょう。
メーカーに関係なく、この時計の特徴や魅力だけでも、十二分に時計として楽しんで頂けるものですが、そこにオメガという名前が加わると、自分自身のこだわりを表現するということにおいても、楽しみ方はまた何倍にもなるかもしれません。
新しいものを当たり前として楽しむのではなく、特徴やその魅力を楽しむ人という、自分自身を語れる腕時計になることは間違いないものでしょう。

状態　A

ケースは綺麗に仕上げ直しをしていますが、文字盤には若干経年劣化があります。
ただアンティーク感を感じる部分でもあり、このままの状態でもとても良い状態だと言えます。
写真では劣化部分が目立ちますが、実物ではほとんどわかりにくい程度で、ローズ色の綺麗な発色は残念ながら写真では伝わりません。

希少性　A+

色合いや全体的な状態という点でも、なかなか手に入らない部類です。

贈り物　A

デザイン的な部分の特殊さが光る１点で、贈り物としてもお勧めしたい１点。
文字盤の経年劣化の部分をどうとらえて頂ける方かによって、その評価が分かれる部分かと思います。

備考