懐中時計を置時計として
懐中時計を置時計として楽しんでいただくための、年代の古い時計スタンドです。
白い陶製素材に金色の組み合わせで、凹凸の利いた豪華に見える作り。
写真に映える色合いと作りが特徴で、実際に机に飾っていただいても面白い作りの物です。
作られた年代が古いため、合わせていただける懐中時計のスタイルも限られていて、この作りにぴったりと収まってくれるのは、1900年頃より前の定番的なスイスや英国時計といった、見た目にシンプルな外観の懐中時計。
特に鍵巻き時計時代の、本当にすっきりとした見た目の懐中時計が、このスタンドに収納できるという点からも、とても良く似合います。
スタンドの背面上部に、時計を掛けるためのフックがありますが、陶製のため、フック自体もかなりしっかりとした厚みがある作りになっています。
鍵巻き時代の懐中時計であれば、吊り下げる輪の部分に、フックに掛ける際に邪魔になるリューズが無い、そして年代的な作りの上からも、輪の部分が少し大きくとられていたことも幸いして、このスタンドに無理なく収まってくれます。
リューズ巻き時代の懐中時計になると、リューズが大きすぎてフックが輪の部分を通らないことがあります。
合わせていただく懐中時計としては、中型から大型程度のものまで。
写真の懐中時計は、直径が約5cmですが、ちょうど収納部分の底に時計が着くくらいの大きさで、かつフックになんとか輪が掛かっているという状態になります。
吊り下げる輪の部分が大きい時計で、時計の輪の部分から時計の一番下までの長さが7.3cmになります。
店主のワンポイントと評価
総合評価
ご自宅に入らっしゃる時には、どこかに懐中時計をそっと飾っておければと思われるのではないでしょうか。
時計が貴重であった時代には、懐中時計をこのように置時計として使うこともありました。
そんな昔の道具が、今となっては目新しく、机と時計を彩ってくれる小物になってくれます。
机の上に懐中時計を置いていて、ちょっと邪魔に感じられるな、どこかに決まった置き場所があればいいのにと思われている方なら、気軽に使っていただけるスタンドとしてお勧めです。
状態
正面のオレンジ・青・桃色と花の装飾がある部分ですが、オレンジと桃色の花の部分欠損、オレンジと青の花の間にあるはずの花が欠損しています。
希少性
このような陶製のスタンドは年々少なくなっています。
欠損している部分があるため、希少性としての評価は下げています。
贈り物
全体的に欠損部分を除けば状態の良いものですが、贈り物としてはその点の状態がネックになりますので、贈り物としてよりは、ご自身でお使いいただくものとしてお勧めします。
備考
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