古風に時計を飾って楽しむ
住まいの形がマンションやアパート、そして家の作りのモダンになっていくと、そこに飾られるものも変わっていきます。
ちょっと昔を思い出してみると、木彫りの動物が飾られていませんでしたか?
「飾る」という点で、所有している懐中時計も飾ってしまおうという考えがあっても、至極当然のことだと思います。
当たり前にあるものに、さらに実用性も加えて。
懐中時計を飾るという楽しみを、その当時の形として表現した1点。
この木製スタンドは、一見すると木彫りの鷹で、まさにその通りの品です。
でもよく見てみると、くちばし近くに見えにくい色ですが、フックが取り付けられているのがわかります。
そこに懐中時計を引っかけて、懐中時計を飾ることのできるスタンドになっています。
存在感と立体感ある見せるスタンド
このスタンドの良いところは、飾るという点では、とても豪華に存在感を出して飾ることができること。
写真では伝わりにくいのですが、ほど良いサイズ感というのも大きなポイントになっています。
大きすぎても時計とのバランスが悪くなりますし、置き所にも困ってしまうというものですが、このスタンドは高さこそ30センチほどありますが、土台部分は10センチx12センチほどと、とてもコンパクトにまとまっています。
アンティーク品ということもあり、程よい枯れ具合・擦れ具合も風格があり、鷲の大きく翼を広げた躍動感ある姿もとても面白いもの。
日本の精巧な木彫りと比べると、作り込みこそ粗いものですが、置いて「見る」という点からは、それも粗削りな感じがあって良いものです。
このスタンドに合わせていただくなら、大型の懐中時計がお勧め。
掲載している写真の中で懐中時計を掛けているものがありますが、その時計の直径は5cm弱で、サイズとしては大型の部類に入るものですが、これと同程度もしくは大きいサイズがお勧めです。
店主のワンポイントと評価
総合評価
とても立体感がある作りになっていて、繊細な彫りではないものの、しっかりと凹凸があり、陰影も良く出ている点がとても好印象。
凹凸の陰影や色味などから、明るい場所や光を当てて頂くよりも、少し暗いところでご覧いただくと、深みのある色合いでとても雰囲気があります。
西洋の品ですが、どこか日本らしさも感じていただけるもので、和室・床の間などにも合います。
状態
少し擦れている箇所はありますが、状態自体はとても良いものです。
希少性
木製のスタンド自体はありますが、同じデザイン・状態の良いのものとなると、なかなか見つかりません。
贈り物
贈物としても、とてもお勧めできる1点。
懐中時計・チェーンを一緒に合わせてプレゼントしていただくと、懐中時計は吊るし、チェーンはそこから土台の平らな面に流して楽しむことができます。
備考
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