ロレックス・チューダー 魅せる上品なアンティーク腕時計 【1930年頃】（販売済み）

日常の中の「非日常」を楽しむ

ロレックス・チューダー（チュードル）といえば、今やステータス時計として、知る人のいないと言われるメーカー。
あの方も、そしてあの方も身に着けているという、そんな憧れのブランドです。
ロレックスを普段から着けられている方にとっては、朝起きて腕に着けて、そこから一日が始まる。
そんな日常に溶け込んでいる時計だと言えるでしょう。

そんな日常の中に、こんな時計が入り込むとどうでしょうか？
見た目は明らかにアンティークというスタイル、それでいて使いやすい色とデザイン。
身に着けて頂いて、そのまま違和感なく馴染むような、そんな日常の中にスタイルとして溶け込むような心地よさ。
でもそれが、いつも着けているロレックスやチューダーの「アンティーク」であれば、とても素敵だと思いませんか？
誰もが着けている現代の時計とは違い、それがすでに長い年月を経た特別品。
普段と同じように身に着けるものでありながら、そこには明らかに違う特別感と存在感。
ちょっとこだわって「昔のチューダーを楽しんでいます」なんていう会話ができれば、本当に特別な時間をもたらしてくれることでしょう。

この時代だからこその楽しみ

今でこそ、高級・定番と呼ばれるメーカー、ロレックスやオメガが代表的なところですが、現代の時計のスタイルは確立されたかのように、同じようなデザインの時計が多くなっています。
でもそんなメーカーでさえ、その名声を受けるには、長い歳月と信用という老舗の立場があり、古い時代には「その時代」の時計を作っていたということすら、あまり知られていないかもしれません。

この時計は、そんなロレックスや「チューダー」という名前を、良い意味で楽しませてくれるもの。
現代の時計からは、まったく考えることのできない、この時代ならではの、特別なデザインの腕時計。
幅にして約１．３センチ弱の縦長の長方形の形で、ケースの表面の上下には、アンティークらしさが漂う特別な模様。
時計の顔である文字盤にしても、現代の時計とは違い、長方形の窓枠の中に見える楕円のインデックスという特別なデザイン。
時計として見ていただく姿はもちろんのこと、着けていただく姿も上品で、現代のロレックスなどの作りと比べると、その違いにとても魅力を感じていただける１点だと思います。

時代的なことですが、現代の「バネ棒式」のベルトではなく、ワイヤーラグというひと昔前のバンドを巻き込んで留める作りになっていますので、バンドはできればオーダーメイドでお作り頂くことをお勧めします。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A+

現代は「売れている時計」を真似る、売れるものを売るという時代の流れですので、どのメーカーの時計も同じように見えてしまうもの。
それでは自分だけの「特別感」が無くなってしまいます。
時計をされる方が少なくなっているのは、それが原因の一端としてあるかもしれません。
でもその「特別さ」を求めていただけるのが、アンティークという時計の面白さ。
この時計のように、現行品と明らかに違うスタイルのものは、身に着けていても面白く、どのように着けていこう、見てもらおうと、楽しみを感じていただけるもの。
時間を測るものではなく、そういった楽しむ時間を与えてくれるのが、新しい時計の楽しみ方とも言えるでしょう。

状態　A+

特記事項はありません。

希少性　S

元々の数自体が少ないため非常に希少なものです。

贈り物　S

現行品の重厚な化粧箱に入った時計も良いものですが、そのまた対局にある時計の姿も、もう１つの突き詰めた頂点と言えるかもしれません。
アンティークではイエローゴールドなどの金色が多いのですが、このような銀色のものは、身に着けやすさもあり、デザイン的な上品さも兼ね備えるもの。
時計をすることを楽しむという「時間」をプレゼントしていただける品になることでしょう。

備考

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