上品なケース装飾 ウォルサム金無垢アンティーク懐中時計 【1907年製】（販売済み）

綺麗な金無垢の金時計

「お洒落だな」と、心地よく感じられるもの、その品であったり作りであったり。
小気味よいほどに丁寧に、そして綺麗に作られたもの、嫌みの無い洗われるような美しさ。
そんな感じを受けて頂ける懐中時計だと思います。

驚くほど丁寧に繊細に、これだからこそ綺麗なのだと、はっきりと伝えてくれるデザインの良さ。
全面にアンティークらしさのある装飾を入れる、これも１つの良さですが、より目を引くのは、この懐中時計のようにポイントを絞って強調する。
緊張と緩和ともいえる、空間と装飾を見事に使ったデザイン。

懐中時計の上の部分につぼみ、下の部分に開花した花の装飾を入れ、中央にも周りのエッジ装飾を引き締める小さな装飾。
表裏のふちに近い部分には、空白部分を入れることで装飾を際立てる。
抜かりの無い全面に施された細やかな模様の良さはもちろん、側面にもコインエッジが入っているこだわりよう。
小さな時計ながら、良い時計だなと、心地よさが伝わってくる１点だと思います。

懐中時計の醍醐味・定番

まさか１００年以上が経っているとは思えないほど、そんな状態の良さも光る１点。
時計の表蓋を開く、そういった動作も楽しんでいただける作りで、蓋を開いた時計の顔も現代の時計とは一線を画します。
当時でも貴重な１４金の豪華なケースは、このように職人技とも呼べる技術を加えることで価値を高められていることが伝わってくるようです。
陶製の文字盤にブルースチールの針と、当時としては定番の姿ではありますが、手巻きという点も合わせて懐中時計の醍醐味を楽します。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A+

ケースのデザインがとても目を引きます。
大きな装飾部分を控えめにしてありますが、それだけにその装飾部分の綺麗さ、モチーフの良さも際立ちます。
指輪などでもそうですが、全面に施されている細やかな装飾は、光の入り方で非常に綺麗に輝く作り。
ポケットや巾着からさりげなく取り出して、おもむろに蓋を開けて時間を見る。
それが懐中時計だと気づいて頂けたなら、それを見せる側としても嬉しくなるもの。
着物に合わせる懐中時計としても、とても粋でお洒落なものだと思います。

状態　A+

特記事項はありません。

希少性　A

デザインの非常にお洒落で綺麗なもので、状態なども含めて同じものは入荷が難しいものです。

贈り物　A+

使い勝手の良いサイズで、時計のデザインや雰囲気も良く、とても綺麗な懐中時計です。
１００年物・手巻き・懐中時計、こういった特別さを楽しんで頂ける贈り物として、非常にお勧めできる１点です。

備考