
置いても映える、揃い整ったアンティークの形
懐中時計を楽しんでみようと思った時に、どうせなら、そのまま楽しめるセットのようになったものがあったらいいのに。
特別さであったり、そこに由来があったり、楽しめるストーリーまでついていれば・・・
そう思われたことはありませんか?
これもいわゆる「アンティークを楽しむための醍醐味」、色々揃えていくのも良いのですが、懐中時計に合う「これ」というのは、ちょっと探して頂きにくいかもしれません。
このロンジンの懐中時計は、そんなご希望に叶う1点ではないかと思います。
懐中時計としてはシンプルな作りではありますが、それだけにアンティークの良さ、素朴さを感じて頂ける作り。
それだけにとどまらず、懐中時計そのものの状態としても申し分無い、とても綺麗な状態であることをご覧頂けるかと思います。
裏蓋にも装飾が施されているのですが、目としてはかなり浅めで、写真を撮る時に当たり前に撮ると、模様があることがわかりづらいくらいで、角度を変えて反射をさせて、その模様が浮き上がるという、そのような作りになっています。
摩耗してしまったわけでははなく、作られた当初からの状態かと思います。
時計とセットになっているのは、イエロー・ローズ・グリーンと3色で彩られた懐中時計チェーン。
細やかな装飾部分がとても綺麗で丁寧な作り、チェーンの中ほどの飾りにしても、玉の飾りにしても統一性のあるデザインで、とても綺麗な作りです。
そしてもう1つ、時計とチェーンを彩るのは、ロンジンの昔の古い懐中時計のケース。
ごく短い時代で採用されていたことがありますが、木製のケースで、傷みは出ているものの、時計を収納する箇所の角度を上げて、綺麗にそろえて飾って頂けるのもポイントかと思います。
時計にまつわるお話し
西洋アンティークでの主流は、当時の国力を反映して、英国とフランスのものに人気があります。
この時計はその主流の1つである、フランスに由来を持つもの。
その根拠となっているのは、懐中時計に刻まれているいくつかの刻印から。
懐中時計の本体については、写真にも拡大していますが、金のケースにフクロウと白鳥の刻印が4か所に入っています。
フクロウの刻印はフランス国外で作られ、フランスに持ち込まれた18金に刻印されたもので、18金無垢のケースだとお伝えしたいところですが、同じく刻印されている白鳥の刻印は銀製の刻印になります。
これがケースの同じ部分に刻印されていることから、ケースには18金と銀が使われていると推測できます。
写真にも掲載していますが、裏蓋の内側が銀色で、内蓋にはOR SUR ARGENT(地銀に金)ともありますので、推測になりますが、おそらく18金と銀を圧延して作られた素材ではないかと思います。
ただ懐中時計のケースのリューズに繋がる部分、ケースの首のような部分ですが、ここにはフクロウの刻印だけになりますので、この部分は純粋に18金ではないかと思います。
このような懐中時計のケースの刻印は、あまり一般的ではないもので、どの程度銀が含まれるのかはわかりませんので、この点を踏まえてご購入をご検討頂ければと思います。
店主のワンポイントと評価
総合評価
時計自体の作りとしてはとてもシンプルですが、その素朴さがアンティークらしくて良いなと思います。
そしてこのデザインだからこそ、ちょっと華やかなチェーンのデザインに似合う。
この色合いの組み合わせだから、ケースに収めて華やかに見える。
そんな組み合わせの妙がある1点だと思います。
「未知の部分がある」、そんな面白さもこの時計の魅力かと思います。
状態
特記事項はありません。
希少性
組み合わせや見た目等、とても面白い1点です。
贈り物
外観からデザイン、箱の古さからもアンティークであることが明確にわかるセットです。
少し古さは感じながらも、時計やチェーン自体はとても状態が良く、ただ単に「古いものではない」という点も、プレゼント向きかなと思います。
備考
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