
200を超える星の装飾、渋い銀時計
とても特徴的な意匠・デザインを持つ、渋い雰囲気のあるウォルサムの懐中時計。
特筆すべきところは、写真をご覧頂いてすぐにわかる、ケースに施された小さな星の装飾。
両面で200個を超える星を、碁盤の目のように一面にびっしりと並べています。
このケースが面白いところは、その星の形というデザイン面だけでなく、素材が銀というところも実は大きなポイント。
商品として掲載するに当たって、軽く磨いていますので、ちょっとお分かり頂きにくいのですが、星の周りは少し黒っぽくなっているかと思います。
光りが当たっての陰影というところでの黒っぽさもありますが、銀特有の黒ずみというところも少し出ています。
商品の掲載に当たって、磨いたほうが商品の特徴を伝えやすいこともありましたので、少し磨いているためわかりづらくなっているのですが、銀ケースの場合、時間の経過とともに銀特有の黒ずみが起こってきます。
このケースの表面の立体・出っ張っている部分は、使っているとポケットの布等に当たるため磨かれ、凹んでいるマスの中の部分は磨かれにくく、色が少し黒くなっていきますので、経年と使用状況によって、このような色の違いがより顕著に表れていきます。
平面的な銀のケースのように、銀白色といった綺麗に光る色合いも綺麗なものですが、このような渋みのある色合いを出してくれるケースというのも、アンティークらしさがあってとても面白いものです。
古き良き時代の懐中時計
懐中時計単体としてご覧頂いても、ケース以外にもしっかりと特徴がある1点。
1900年より前の懐中時計ということで、すでに3世紀に渡る本物の「アンティーク品」。
懐中時計の作りもハンターケースと呼ばれる蓋付きで、時刻を確認する際には、リューズを押して蓋を開くという、この手間を楽しで頂けるというのがお勧めのポイントでもあります。
さらにこれも年代的なところになりますが、後年、巻き上げ・時刻合わせと、どちらもリューズで行われるようになるのですが、この時計は4時の外側に見える小さなレバーを引いてリューズを回して時刻を合わせる年代物。
現代の時計とは明確に違い、アンティークを楽しむという目線で時計を選ぶと、蓋を開けて時刻を見るハンターケースという形、そしてレバーで時刻を合わせるというのも、これも楽しんで頂ける長所だと思います。
ローマ数字にアンティークらしさあるロゴ、細長い特徴的な形の針など、見どころもしっかりとある懐中時計です。
店主のワンポイントと評価
総合評価
自分だけの特別な1点を探すという意味では、とても個性があって面白い1点だと思います。
輝くような色合いを見せる平面的な銀ではなく、渋い銀色というアンティークらしさのある色合いを楽しんで頂ける。
ケースの両面の装飾もとても味のあるもので、側面にもコインのようなドット模様があり、中央の四角い立体部分は、イニシャルなどを彫って頂くのもお勧め。
ただ正確には四角ではなく、リューズの位置から見ると、鋭角が上下左右に来ますのでトランプで言うダイヤ形になります。
状態
ケースの表側の蝶番付近に軽い凹みがあり、通常の動作では特に問題はないのですが、開閉の際に少しゆっくりと開くと、2段階に開くような動作になってしまうことがあります。
希少性
星というデザインを主にしっかりと装飾が施されているもので、珍しいものではあります。
贈り物
外観のデザインを気に入って頂ける方でしたら、渋みのある銀の色合いと、文字盤のシンプルな構成により好感を持って頂けるかと思います。
備考
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