エルジンアンティーク懐中時計雪華のような青銀文字盤【1912年製】

商品のご紹介

時計から漂う、自然とすっと背筋が伸びるような、凛とした品のある雰囲気。
作りの良いアンティーク特有の質感であり、歳月を経た美術品や工芸品から感じられる、その「物」が持つ魅力がそう感じさせるものです。

同系の懐中時計の中でも、その独特の雰囲気と魅力を醸し出すのは、この時代ならではの非常に美しい文字盤と針の組み合わせから。
文字盤の中央の淡い青色に、周りに銀の花と十字のマークが組み合せられているもので、インデックスの時間表示にも５分ごとに銀の立体感ある小さな丸がご覧いただけるはず。
また、ただ単に青色といっても、その色合いもアンティーク時計に合うのはこの青でなければと思える、時計との組み合わせを考慮した、程よい・とても見事な発色のさせ方だと言えるでしょう。
非常に丁寧に細やかに作られた作りのもので、この文字盤一つだけを取って見ても、非常に芸術的なものです。

またアンティーク時計というイメージ通りの豪華な長針と短針も大きな魅力。
時計を開けば、その魅力に憑かれてしまうような、まるで魔法の時計のような魅力が感じられるものです。
ケースのデザインや作りもまた見事なもので、細やかで繊細な花模様が施され、そのデザインや技法こそがアンティーク時代を象徴するもの。
時計の下部に施された小さな風景画には、誰もが心に刻んでいる想い出の風景を思い浮かばせてくれるような魅力を感じさせてくれるものでもあります。

作られてから１００年を過ぎたアンティークの懐中時計。
アンティーク時計への理想と憧れを満たしてくれる、作りの良さが凝縮されているような「顔」を持っているもので、時計を開くたびについつい魅入ってしまう魅力ある１点。
小さな懐中時計ですが、長い年月や職人の技という重みをしっかりと感じていただけるものです。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A

静かな落ち着いた雰囲気でありながらも、その雰囲気は見る人を魅了するもの。
金や華やかな色合いの時計も良いものですが、この時計のような青と銀という品を感じる色の組み合わせもとても味のあるものです。
この時計の色合いからは、まるで冬の青空と雪のクリスマスを連想させるような、ちょっと心躍るような感じを受けるものでもあります。

状態　A

写真でご覧いただけますが、ケースの内蓋に一本線の傷があります。
ただ裏側の外蓋と内蓋がある二重蓋の部分で、外側からは見えない内蓋の部分です。
開けて見ていただく箇所ではありませんので、気にしていただく点ではありません。

希少性　A+

色の組み合わせとデザインの良い文字盤で、状態の良いものほど年々希少になっています。

贈り物　A+

アンティーク時計に求める物が詰まった魅力のあるもので、状態も良く、贈り物としてとてもお勧めできる１点です。