時計の宝石・パテックフィリップ
良い時計を追い求めると、行きつく先にあるのがパテックフィリップ。
ロレックスとも大きく一線を画した、まさに正真正銘のステータス時計と呼ばれるほど、時計の宝石とも言える「超」が付く高級時計メーカー。
時計をされている方でも知らない人が多いメーカー名・名前であるのは、いわゆる普通の方では買えない、ロレックスやオメガのように雑誌で特集を組んでも、一般向けに販売される・できるものではないということが、知られていない理由の1つかもしれません。
現在の現行品の価格でも、時計1つで高級車や家が買えるほどの値段で、桁違いということもあるかもしれません。
パテックフィリップの時計を持つ、身に着ける方なら、もうその価値はご説明をさせて頂くまでもありません。
スイスにはパテックフィリップの博物館がありますが、そこに収蔵されているのはまさに国宝級の品々。
頻繁に強盗にも狙われることがあることから、ガラスに至っては防弾ガラスというのも納得。
私たちが博物館を訪れた際にも、驚くほど分厚い防弾ガラスに銃弾の跡があったほどで、そんなお話しだけでもその違いが判るメーカーと言えるでしょう。
どこからどう見ても希少な特別品
この当店の掘り出し物のパテックフィリップ、時計のケース・外側としてはとてもシンプルなものです。
ただ時計の蓋を開いて頂くと、そこに見えるのは、「なるほど」と唸らせる・ため息が出るような特別さ。
この文字盤、それだけでもう驚きの一言と言えるものではないでしょうか。
他メーカーのもので作りの似ているものはあるかもしれませんが、その質たるや「似て非なるもの」。
やや濃い色合いのピンク色ですが、写真でもお分かりいただける通り、そこにはうっすらと模様がご覧頂けるかと思います。
これはこの裏側に彫りが施されていて、それが透けて見えているもの。
文字盤の色味としても特別な色合いですが、この模様部分は近くでご覧頂くと、まるでオパールのような輝き・色の変化が楽しめます。
さらにもう1つご覧頂きたいのは、金の数字・インデックスのドット模様。
他のメーカー製で似た作りはありますが、写真で撮ってもお分かりいただけるほどにはっきりとした違いが見て取れます。
文字盤・機械にははっきりとパテックフィリップの銘があり、ケースにも同様にパテックフィリップのマークの刻印が入っています。
ケース自体も18金のハンターケース、素材にもこだわった逸品です。
店主のワンポイントと評価
総合評価
本当に特別で希少な1点で、まず同じものは手に入らない1点物。
ケース自体は無垢で彫りもありませんが、これこそ手にされた方が彫って頂くためのもの、言い換えれば白紙のキャンバスとも言えるものでしょう。
この時計の特別さや希少さは、お分かりいただける方にだけお分かりいただけるものかと思います。
状態
特記事項はありませんが、ケースの片側のリューズに近い部分に少し窪みがあります。
リューズの上に懐中時計を吊り下げる輪がありますが、この輪の部分が何かの拍子に押し付けられてしまって付いた跡かと思います。
時計の内蓋には、ニューヨークで1920年に贈られた旨が彫られていて、時代背景がしっかりとわかる1点でもあります。
希少性
この時代のパテックフィリップ自体、数も少なく希少で、このような特別品となれば同じものはありません。
贈り物
パテックフィリップを贈り物としてお考えいただく時点で、これがどれほど特別な贈り物かもお分かりいただいていることでしょう。
備考
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