三つ大きな飾り付き銀無垢アンティーク懐中時計チェーン

１００年という時代が見える１点

懐中時計が一般に普及した年代、またチェーンも同様ですが、それは今から１００年ほど前の１９００年頃。
それでも、「アンティーク」に求める姿は、中世の西洋のスタイルだったりしませんか？
華やかな王侯貴族の着飾ったスタイル、それに見合うようなスタイルのもの、そんな姿を懐中時計のチェーンにも求めてしまう。
実はこれは、決して現代だからというわけではなく、懐中時計が一般に使われていた時代も、その時代に想いを馳せたであろう品がたくさん作られていました。
このチェーンを見ると、そんな思いが少し伝わってくるような作りです。

装飾性の高い大きな飾り

このチェーンの魅力は、パッと見て目に飛び込んでくる、大きな３つの飾り。
飾りの形やデザインは、アンティークだからこそのもので、目を引くほどにとても魅力的。
しっかりと凹凸が刻まれた彫りの深い顔ならぬ、陰影のしっかりと出る装飾、そしてかつしっかりと厚みがあり存在感も十分。
チェーンとして見せることはもちろんですが、この飾りの部分をしっかりと見せたい意図が感じられる作りです。

またこれだけではなく、Ｔ字バーが鍵巻きになっているのも、この時代ならでは。
そして懐中時計に掛けるクリップ部分、Ｔ字バーを接続する部分はＳ字の金具も、一般的なタイプとは少し違った作りになっています。
しっかりと大きさと厚みのある飾りがありますので、懐中時計を合わせていただくなら、中型から大型のものがお勧めです。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A+

★★★★★

チェーンの紐の部分は２本線で、あまり存在感を主張しませんが、その反面、３点の飾りの大きさや厚みがしっかりとしていて、とても存在感のあるチェーンです。
チェーン両端の銀の丸い球で止まっているのも、しっかりと手を掛けられている証。
Ｔ字バーやクリップに繋がるチェーンの部分が、中央の紐の部分と比べるとしっかりとサイズがあるもので、この飾り部分もしっかりと際立たせようという意図が感じられる作りになっています。
紐の部分にある２つの飾りは、チェーンに沿って動かすことができますので、身に着ける際に少し自由度があるのもお勧めできるポイントです。

状態　A

★★★★★

特記事項はありません。

希少性　A

★★★★★

飾りの部分がとても特徴的なもので、同じものとなると入手の難しいものです。

贈り物　A+

★★★★★

アンティークらしさがしっかりと感じられるデザインで、飾りの装飾部分のデザイン、Ｔ字バーが装飾されたうえに鍵巻きになっているなど、それぞれに個性があって魅力あるものです。
贈り物としても、とてもお勧めできる１点です。