歴史と価値その重みが直に伝わる
時計を着ける方が少なくなる、そんな中でも人気は高まるロレックス。
腕時計としても、持ちたいと思わせるメーカーでもあり、持っている方にとっては、持って揃えて楽しいコレクション的な要素あり。
ファッションブランドの1カテゴリーとしての時計ではなく、元来の「時計」というカテゴリーで確固たる地位を築き上げた一流ブランド。
「ロレックスの100年物の懐中時計」
そんな名前を耳にするだけでも、コレクションに加えたい・遊んでみたいと思わせてくれるものではありませんか?
この懐中時計は、サイズとしても大型のもので、とてもしっかりとした厚みと重厚感ある1点。
100年という懐中時計時代のその歳月の重み、また100年物のロレックスという価値の重みがその手に伝わります。
当時の紳士物は、懐中時計も存在感たっぷりのとても大きなサイズ。
直径にして約5センチ、100グラムを超える重み。
掌にとって頂くと、この大きさや重みに何とも言えない価値があることがお分かりいただけるかと思います。
時代とともにいろいろなものが小さく薄く小型化していくわけですが、すべて小さくなることが良いわけではない、便利になることが正しいわけではないと気づかされるのではないでしょうか?
この懐中時計を持つと、「大きい・重い」ことが良いことであると見直して頂けるものだと思います。
当たり前の腕時計ではない、懐中時計としての見た目の楽しさ、その中でも特殊な小窓付き、そこにロレックスという希少さが加わる。
持つことでも眺めても、とても楽しみを感じられる懐中時計です。
ハーフハンター・デミハンター
文字盤を保護する蓋がありながら、蓋を開かずに小窓から時間を見ることができる。
それがこのハーフハンター、デミハンターと呼ばれる懐中時計のつくり。
蓋の無い懐中時計だと風防(ガラス)が割れやすい、蓋を付けると時間を見るだけなのに蓋を開かなければいけない。
そこで登場したのが、蓋は残したままに外側から簡単に時間を確認できるというのがハーフハンターの良さ。
利便性のために生まれた作りではありますが、現代から見ると、このケースに施されたローマ字のインデックスも時計の見どころの1つ。
外側から時間を確認するために見るだけも良し、開いて昔ながらの白色の文字盤にブルースチールの針という姿を楽しむのも良しです。
店主のワンポイントと評価
総合評価
現行の新しいロレックス、またレトロなスタイルのロレックスも良いものですが、それだけだと何か物足りなくはありませんか?
隣りの人も着けている、当たり障りのない間違いのない時計、確かに時計はそうあるべきものかもしれません。
ですが今日は、ここに行くには、この服に合わせるなら、書斎にゆったり座る時に、こんな懐中時計がお供であったら。
時計のコレクションなら、この時計がその中に並ぶことで一つ上の段階へ。
リューズで巻き上げる・時刻を合わせるという手間をかける楽しみを味わっていただける1点です。
状態
ケースに軽い窪みはありますが、100年という時を考えると当然のもので、それを考慮しても非常に状態の良いものと言えます。
希少性
ロレックスの人気が続いていますので、懐中時計自体も入手は年々難しくなります。
贈り物
ロレックスの100年ものの懐中時計、それだけで贈り物としても最高の1品であることは間違いないものでしょう。
備考
–