
経年変化・枯れ具合を楽しむ時計
100年近い歳月が織りなすのは、素材に対する変化。
変わるべくものは変わり、変化しないものもあり、時計が過ごした環境もそれを決める1つの要素。
その変化を美しいと見るのか、劣化と見るのかは、見る人の価値観次第。
しかしながら、変化の仕方にも、やはり美しい変わり方とそうでないものがあります。
このウォルサムの腕時計は、ほど良い枯れ具合が楽しめる、良い変化を過ごしたと言える腕時計。
写真で拡大しているため、経年変化の部分が粗くは見えますが、実際に身に着ける状態で見ると、それらがまったく気にならないほど。
身に着けた状態でご覧頂くには、とても良い歳の重ね方をしたと思う、とても良いカジュアルな腕時計です。
店主のワンポイントと評価
総合評価
当時の軍用時計の要素である、くっきりと見えるアラビア数字に、蛍光の針や数字等、当時の特徴を良く備えています。
誰にでもお勧めできるものではないのですが、熟成といえる雰囲気を楽しむのもアンティーク。
そんな1本をお探しの方にお勧めしたい腕時計です。
状態
文字盤の経年変化については、これはプラスに見て頂くもの。
裏蓋に傷はありますが、あえて深く研磨することはせずに、傷をそのまま残してあります。
経年変化の出るものを、それを活かしつつ整備し再生されたもの。
ただ単に古いものをそのままに販売しているものではない、ここが当店ならではのお勧めのポイントです。
希少性
こういった綺麗な枯れ具合のものはなかなか見つかりません。
贈り物
お好きな方にとっては、「長所」である部分ですが、単なる劣化と取られる方もいます。
贈り物としては、相手の好みをよくご存じの方にのみお勧めします。
備考




















































