オメガ 縦に長いレトロ感あるアンティーク腕時計 【1946年製】

現代のオメガとの違いが楽しい

昔のテレビやゲーム機、携帯電話の大きさを見て、懐かしいと思われる方と驚かれる方、それぞれの年代で感じ方も違います。
それが昔のものの良さであり、現代との明らかな違いという楽しんで頂くポイント。
この時計も、そんな違いがはっきりとわかる１点。

あのオメガが、と思って頂けるような、現代のオメガとは明らかに違う。
どこ時計メーカーも辿ってきた歴史という道ですが、そこにアンティークの面白さがあります。
レクタンギュラー、長方形の形としては、現代の時計にも見られるものです。
しかしながら、このような形で細長く、そして風防部分をいっぱいに広げて、ケース枠の部分を極力少なくしているというスタイルは、アンティーク時計のなかでもなかなか異質です。
少しお分かりいただきにくいかもしれませんが、風防の横に軽く一段、ケースにラインが入っていて、薄くしていながら手を加えて違いを生み出しているというところも、この時代ならではといった感覚を受ける部分です。

ケースめいっぱいのレトロ感ある文字盤

現代の時計であれば、シュッとした格好良いフォントであったり、「カッチリとした」とでもいえる完璧なものが当たり前。
でもそういったものに見慣れてくると、今度は少し前の時代に、その時代なりの味のあるものが良いように思えてくるものです。
それが「レトロ」といった言葉で表されるような魅力になっていきます。
この時計もそんなレトロ感を持っていて、特に時計の顔であるデザイン的な面が、なんともどこか柔らかく、現代からすれば完全でないところが面白いところ。
上品で形・スタイルも良い腕時計で、かつ使い込みたくなる相棒のような雰囲気がある１本です。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A+

デザイン的に文字盤の面積が広く取られているので、写真写りはあまり良くならないのですが、実物として見た時に、やはり使い勝手の良さやレトロ感が光ります。
現代と比べると、まだまだ時計のサイズが小さかった時代のものですが、そのような時計が主流の中、縦の長さが４センチ。
存在感があって、このように着けようと、イメージがしやすい１点かと思います。

状態　A

軽い傷や劣化はあります。

希少性　A

アンティークのオメガということで人気があり、比較的入手の難しくなる部類です。

贈り物　A+

アンティークそしてレトロ感ある１本で、デザイン的に現代と違うというところもありますが、使い道が想像しやすい、そういった意味で使い勝手の良い１本で、贈り物としてもお勧めです。

備考

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