エルジンアンティーク腕時計 ロングラグ【1952年頃】

エレガントな遊び心

時計を持つ生活、そして時計をしない生活。
携帯電話やスマートフォンの普及とともに、腕時計をしないという選択をされる方も増えてきました。
それには、時計好きすらが敬遠してしまう、どの時計も同じようなデザインでメーカー名だけが違うという、現代の時計事情も関係しています。

そんな中でアンティーク時計が注目を浴びているのは、本当に好きな時計を選ぶことができるから。
時計に自分自身を表現する、そしてよりファッションとして楽しむ。
時計に求められることが、大きく変わってきているからでしょう。

この時計は、そんな特別な時計をお探しの方にお勧めしたい１点。
非常に長く作られたラグに特徴のあるもので、側面から見ると、その長さはなんと５センチ。
一般的なアンティーク時計の全長が３センチほどであるのに比べると、どれだけ長いものかお分かりいただけるはず。

またケースにも凹凸の利いたエレガントなデザインを採用し、それに合うシンプルながらも立体感のある文字盤のインデックス。
ラグは固定ではなく、腕に沿うように可動式になっているのも、時計の作りとしても面白いところ。
一見しただけで、明らかに違う時計を着けていることがわかる、時計を主張することができる味のある時計です。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A

とても個性的な容姿を持つ腕時計で、こういった作りは、まさにアンティーク時計の独壇場。
現行品の新しい時計を見て、時計なんてどれも同じだなと思われている方には特に、改めて時計を着けることの楽しみを見出していただけるものだと思います。

状態　A-

風防に軽い傷、またケースの裏側に細かい傷があります。
裏側の傷は、時計を着けると見えない箇所で、直すまでもない程度のものですので、現状のままにしています。
写真では、よりご確認いただきやすいように、あえて傷が目立たせて撮影しています。
実物ではあまり気になるほどでもないのですが、ご希望があれば、綺麗に仕上げ直しをしてあげることも可能です。

希少性　B+

特殊な作りの物で、数自体が少ないものになります。

贈り物　A-

アンティークらしい味と作りを持つもので、「アンティーク時計」という点を強調することができる時計です。
デザイン的に特殊なもので、おそらくあまりお持ちではないタイプの時計ですので、今持っている時計では足りない部分を埋めてくれるものだと思います。

備考

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