美しきアンティーク 18金無垢グリュエンの女性用腕時計 【1938年頃】ダイヤモンドと青い宝石

アンティークのらしさが際立つ特別品

このような時計を身近に、時計売り場などでご覧になられたことはおありでしょうか？
アンティークを扱うようなお店でない限り、百貨店や街の時計店では、このような作りのものをご覧頂く機会がないという特別品です。
その姿や作りの特別さから、「あっこれはアンティークの良い品だ」と伝わるほどの品と風格を備えている１点で、見て良し付けて良しその特別さを楽しんで頂ける腕時計でしょう。

時計自体の作りがまったく現代のものと違うことはもちろん、その手間の掛けられ方がその時代を表しています。
時計という品物１つ一つに時間と手間をかけることのできた時代、全てが機械ではない、そこに人の手が明らかに介在していた時代のもの。
その特別な姿かたちから、ぐっと心に伝わるものがあるのではないでしょうか。

個性と装飾の素晴らしさ

「時計のカタチといえば」という定番がありますが、この時計が作られた時代も同じこと。
しかしながら、特別な品はそのカタチに当てはまらない、その時計だけの個性を持って作られているのがアンティークの大きな特徴。
時計自体の形がまったく他とは違うことはもちろんのこと、時計表面に施された装飾の美しさと細やかさ。

時計の上下には粒の大きなダイヤモンドが２つ、そして写真では少しご確認頂きにくいのですが、３時と９時の横にも小粒のダイヤモンドが鏤められています。
そして時計の右側そして左側に、写真では少し黒っぽく見えるものですが、三角の形をした深いロイヤルブルーといった色合いの宝石が４つ。
光の入り方で綺麗な深い色合いを見せてくれる宝石で、ダイヤモンドとロイヤルブルー、時計自体の銀色の色味がとても上品な組み合わせ。
時計の表面は銀色、ケース下側は金色になっていて、金色部分の側面には模様彫りが入っているというこだわりよう。
正面から見ても良し、また側面から時計を見た時も、隙のない時計のデザインが楽しめるという作りになっています。

そしてもう１点、ちょっと注目して見て頂きたいのは、合わせているバンドも非常に古い昔のもので、紐タイプと革タイプを合わせた特殊な１点。
この時計に付属していたものではありませんが、この時計のデザインに合わせて、特別な昔のバンドを組み合わせて見ました。
通常の紐タイプや細身の革バンドも加工をする形になりますが、ご希望があれば納品に際して交換させて頂きます。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A+

デザイン的に非常に特別で秀逸な１点。
グリュエンといえば、カーベックス等の特殊なデザインの時計で有名ですが、メンズだけに限らず、婦人物でも際立つデザインのものがあります。
一般に向けた「定番ライン」と、高級ラインとして非常に数の少ない希少品と、はっきりと分かれているのも、他の商品をご覧頂くとお分かりいただきやすいかもしれません。
時計のデザインで有名になったメーカーだけあって、この時計もそれを代表するような姿をしています。
電車の中で時計を見ると、誰もがしている同じ時計ではなく、自分だけの特別な１点として、着けて見てそして見せて語って頂ける、お値段以上の楽しみのある時計かと思います。

写真の時計バンドでは、腕回りは１６センチほど。
革バンドの部分に、バンドを留める穴を追加することで、１センチほどは短く留めることができますので、このバンドを使用する場合は１５センチが一番短い腕回りの長さになります。

状態　A+

軽い経年変化はありますが、とても良い状態です。
ダイヤモンドはブリリアントカット等が一般的になる以前のもの。
青い宝石は簡易検査からサファイアではなく、ブルースピネルもしくはトパーズではないかと思われます。
サイズ的に小さなもので、価値に大きな影響を及ぼさないものですので、確定検査はしておりません。

希少性　A+

一般向けの定番ではなく、元々非常に数の少ない特殊な１点で、入手の難しいものになります。

贈り物　A+

時計のデザインや作りとしては、アンティーク好きにはたまらないもの。
ただ外観に特徴と個性のあるものですので、プレゼントとしては、贈られる方のご希望をお伺いして頂いたほうが良い商品になります。

備考

保管品

ご購入いただける商品です

初回メンテナンス前の、保管中の商品です。

少し長めの納期を頂きますが、通常通りご注文頂けます。

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