商品のご紹介
鉛筆で書くことの楽しみ。
鉛筆で育った世代の方にとっては懐かしくもあり、使っていた当時は削ったりするのが煩わしかったものでもあるでしょう。
授業中に折れてしまったり、テスト中に折れてしまったり。削ったと思ったら、中の芯が折れてしまっていたり。
今では遠い昔の思い出かもしれませんが、そんな遠い昔の思い出であるからこそ、鉛筆で書くことに懐かしさを覚えてしまうものでもあります。
このサンプソンモーダンの鉛筆ホルダーは、すでに100年以上を経た、遠い思い出よりもはるか昔の、書くものといえばシャープペンやボールペンなどない時代、誰もが鉛筆を削って書いていた時代からやってきたものです。
鉛筆世代の方はもちろんご存じのことですが、短くなった鉛筆にキャップを付けて使う。
そんな使い方が、実は100年以上前から行われていたと思うと、驚きを感じずにはいられないのではないでしょうか。
筆記具・銀器加工で著名なサンプソンモーダンの古き1作。
写真では平面的なデザインしか伝わらないのが残念ですが、細かな凹凸の利いたデザインは、非常に上品であり、銀特有の光と影をうまく組み合わせたデザインであるといえるでしょう。
鉛筆ホルダーの後ろ側がリング状になっていて、懐中時計のチェーンの飾りとしても使っていただけるもの。
サイズも小ぶりで書けるという実用面も付与されるため、時計と合わせてお使いいただくのもお勧めです。
店主のワンポイントと評価
総合評価
デザイン的にとても上品で手の込んだ1品です。
鉛筆を入れる部分が差し込み式ではなく、しっかりと留まるねじ込み式になっている、出し入れするための部分の止まりもしっかりしている等、見えない部分でのつくりの良さもお勧めできるポイントです。
状態
特記事項はありません。
腹巻のように盛り上がっている金具は、切れ目・レールに沿って動き軽く留まるだけです。
鉛筆を入れて書くときの力で押し込まれる鉛筆を、その場所に押しとどめる力はありません。
(筆圧を支える作りにはなっていないため、ホルダーを握ると筆圧で鉛筆が筒の中に押し込まれます。)
書いていただく際は、ホルダーではなくホルダーから出ている鉛筆部分を握っていただく必要があります。
希少性
アンティークでは人気のあるサンプソンモーダン製。
それだけでも希少なものですが、状態とデザインも良いもので非常に希少なものです。
贈り物
状態良しデザイン良し作り良し、またブランドも知る人ぞ知る高級品。
贈り物としてもとてもお勧めできる1点です。
備考
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