年季の入り方がほど良いアンティーク懐中時計チェーン

アンティークならでは雰囲気を楽しむ

３本の複線になった金属の紐のような、アンティークの懐中時計用チェーンです。
作られてからの長い歳月、そしてその当時の素材、それらが合わさって、程よい経年の味を出している１品。
「アンティーク」という雰囲気を持った懐中時計に、とても良く合う雰囲気を醸し出しています。

チェーンの中ほどには、２つの飾りが取り付けられていて、その装飾やほどよい枯れ具合もまさにアンティークならではのもの。
２つの飾りをチェーンに沿って動かすことができるので、お好きな位置に動かして身に着けていただけるのもポイント。

ベストのボタンホールに通すタイプではなく、ボタンの裏側に引っかけるタイプというのも、作りとして面白いもの。
また先端にある、銃型の鍵巻きも雰囲気があってよいものです。

刻印等がありませんんが、１９００年頃のものだと考えられます。
懐中時計を合わせていただくなら、チェーン自体の幅があることや、中ほどの装飾部分も立体的ですので、中型から大型程度まで、幅広いサイズに合わせていただけるものです。
合わせる懐中時計の色合いとしては、ニッケルなどの同系の色合いが良く似合いますが、銀でも少し経年の色合いが付いた、アンティークらしいものが良く似合います。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A-

この当時の懐中時計の主流と言えば、金銀ニッケルなどの３種類ですが、ニッケル系や銀系の素材にとても良く似合います。
作りとしてはやや甘いところもありますが、ほどよい経年の味を受けて、その点もまたこのチェーンの魅力でしょう。
アンティークをよりアンティークらしく見せてくれる、チェーン本来の時計の補佐という役割に忠実なチェーンだと言えます。

状態　B+

経年変化などがありますが、状態としては申し分ないものです。
評価としては下げていますが、その古さが良い方向に出ている「古さ」を楽しんでいただくためのアンティークです。

希少性　B+

まったく同じものとなると、数があるものではありませんが、作りとしては比較的当時の定番の１つです。

贈り物　A-

贈り物としては、アンティークの古さを楽しんでいただける方に。
ある意味で、古さが見せる個性が魅力ですので、それに沿って楽しんでいただける方にお勧めします。

備考

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