
これは綺麗な腕時計だと思って頂ける1点
色々なアンティーク時計をご覧頂く中で迷われたら、この時計は「綺麗な時計」だとお勧めできる腕時計です。
ケースや文字盤の色合いが、綺麗なローズ色であることはもちろんのことながら、ケースの形自体も縦長でありながら、横にも少し膨らんでいる形になっていて、デザインと色合いの組み合わせがとても綺麗です。
ケースの横に広がっている部分が、階段のような段差に端に近づくほど細くなっていて、こういったデザインも特殊。
腕時計の表側も軽くカーブを描いていて、ケースの裏側の少しカーブを付けてある、ちょっと特殊な作りになっています。
文字盤自体は細身の長方形で、文字盤の色合い・針の形などもとても味があります。
時計の印象として、おそらく気になられた部分かと思いますが、「あれ?」と違和感を感じられたお客様なら、こう言えばすっきりして頂けると思います。
そう、時計の幅自体に比べて、バンドの幅が12~13ミリと細身であること。
文字盤自体は細身ですが、時計のケースとしては横に広がっている作りですので、細身のバンドを合わせると、とても上品な雰囲気に仕上がります。
こういった時計が、当時のグリュエンの真骨頂ですが、グリュエンの「らしさ」がとてもよく出ている1点かと思います。
カーベックスではない、グリュエンのらしさが満載
グリュエンといえば、というほど有名な「カーベックス」。
この時代の腕時計のデザインを席巻した作りですが、もしグリュエンがそれだけであったなら・・・
きっとカーベックスも大きなインパクトにはなっていなかったはずです。
この腕時計のように、カーベックスでなくても、「グリュエン」がデザインした時計が魅力的であったこと、グリュエンのデザイン力の高さがあってこそ。
当時のグリュエンは、カーベックス以外にも、本当に様々なデザインの腕時計を作り出していました。
ケースの形が違うなんていうのは当たり前、そして風防(ガラス)の形が違うことも当然のように。
作った当時は、その当時の腕時計が現代まで使われるとも思っていなかったはずで、特殊な形のガラスはまさにガラパゴス化。
それだけにデザインの幅が広く、現代の時計には無い魅力があるのがグリュエンの良さです。
店主のワンポイントと評価
総合評価
デザイン的に優れているのは、もうしっかり写真からでも伝わるかと思います。
ケースのローズ色に合う文字盤の色合いも素晴らしく、こちらは平面であるが故に、光の入り方で色味も変わります。
光りを反射するような鮮やかな色合いになったり、少し暗めのシックな色合いになったり。
ケースのデザイン、色合い、それらの組み合わせも、現代の時計では見ることのできないもので、着けているだけでも、その違いがはっきりと見えて、「時計を見せる・着ける」ことが楽しくなる1点です。
状態
軽い劣化はありますが、とても良い状態です。
希少性
このような特殊なデザイン・色合いが現在では人気があり、入手のしづらくなっているものです。
贈り物
明確に違いのわかるアンティーク品で、人や服装を選ぶものかもしれませんが、それだけに着ける時の楽しみも大きい1点です。
備考

























































