サンプソンモーダンの銀無垢アンティーク鉛筆ホルダー【1904年頃】

商品のご紹介

歳を重ねるごとに書くことが楽しくなってきませんか？
時間が無い時はシャープペンシル・ボールペンばかり使っているものですが、時間的なゆとりができてくると、より楽しんで書ける万年筆や鉛筆といった、手間はかかるものの書くたびに書き味が違うものが好まれていきます。

そんな中で特に好まれるのが鉛筆の書き味。
始めは鋭く、書き続けると芯が丸く太くなりしっかりとした書き味に変わる。
またそれを削って書き直すと、１ページの文書でもどの段落で削りなおしたのかがわかるという点に人間らしさを感じずにはいられないものです。

せっかく鉛筆でモノを書くのなら、もうちょっとこだわってみたいもの。
この鉛筆ホルダーはちびてしまった鉛筆を差し込んで使っていただくためのもの。昔ながらの鉛筆ホルダーの豪華なアンティーク版です。
１００年の昔、西洋でも鉛筆は同じようにして使われていたのです。
そんなところに思いを馳せていただくと、書くことがより楽しくなること間違いなしの素晴らしい１点です。

鉛筆ホルダーの後ろ側がリング状になっていて、懐中時計のチェーンの飾りとしても使っていただけるもの。
サイズも小ぶりで書けるという実用面も付与されるため、時計と合わせてお使いいただくのもお勧めです。

店主のワンポイントと評価

総合評価　A+

中央のリングにも上の輪が留められているわずかな面にまで、本当の意味で全面に彫りが施されている一級品。
素材自体の厚みも非常に厚みのあるもので、リングの動作も留まりがしっかりしている状態の良いものです。
状態に関してはこれ以上のものはなかなか無いでしょう。

状態　A+

特記事項はありません。
腹巻のように盛り上がっている金具は、切れ目・レールに沿って動き軽く留まるだけです。
鉛筆を入れて書くときの力で押し込まれる鉛筆を、その場所に押しとどめる力はありません。
（筆圧を支える作りにはなっていないため、ホルダーを握ると筆圧で鉛筆が筒の中に押し込まれます。）
書いていただく際は、ホルダーではなくホルダーから出ている鉛筆部分を握っていただく必要があります。

希少性　A+

アンティークでは人気のあるサンプソンモーダン製。
それだけでも希少なものですが、状態とデザインも良いもので非常に希少なものです。

贈り物　A+

デザイン的に少し特殊ですので、その点が気に入っていただければ、メーカー良しかつ作り良しで贈り物としてもお勧めの１点です。